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イベント訪問レポート
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特別展ダ・ヴィンチ
モナ・リザ25の秘密
日比谷公園
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ダヴィンチ展続きです。


モナリザ以外の絵画も、本物は来ていません。

実は注目してる人はすくなかったのですが、
2億4千万画素のカメラでパスカル・コット氏が撮影し、1000DPIの高解析度印刷で再現された限りなく実物に近いレプリカ作品が2点ありました。

一つは2004年に撮影の「白テンを抱く貴婦人」実物大。


この絵に関して思いだすのは、知り合いが昔模写した当時は良い画像が無くて、下部のそでのリボンの詳細が分からず暗くしてごまかして模写されてました。

それがハッチングも全て手に取るようにわかる鮮明さで実物大パネルになっていました。
顔のハッチングも見て取れますし、テンの毛並み1本1本まで観れます。
実物の絵にこんなにくっついて見ることは不可能なので
自分的には「おしっこもらしそう的」笑な大興奮状態で見てましたが、そこまで注目してる人は他には居ませんでした。

会場に行ってみると分かりますが、この絵ともう一つ明らかに他の絵画パネルとは印刷が違う絵があります。


それが、先日も特別番組を放送していた
「美しき姫君」です。

大きさはB5サイズからA4サイズほどの小さい絵です。
これも髪の毛1本1本まで観て取れますが、驚きの細い線ハッチングと色のグラデーションで、「何???これ!!??」
まさか、これがチョーク2、3色で描かれてるとは。驚異のテクニックです。

チョーク画なので、多少の弱々しさは感じますが、これほどのものを描けるのはレオナルドか、もし違う人間が描いたとしても、天才的です。
レース飾りも美しく精巧なので、これも必見です。


どちらも写真なので、顔をくっつけて観てても何も言われませんし、本当に良い展覧会です。


他には、解剖図。

自分の描いた波平のような髪型の解剖図もあって、他のも、今後の模写の参考になりました。

アンギアーリの戦いデッサン。

このパネル展示も自分が模写したのもあり、模写を始めたデッサンの拡大パネルがあって参考になりました。


最後の部屋に「最後の晩餐」の実物大のスクリーン画像があります。

これは実物の大きさは同じですが、実物とはちょっと違う感覚ですが 笑 でもその大きさに圧倒です。


一つ一つを観てると時間もあっという間に経ってしまいます。
12時から5時まで5時間かけて観ていました。

私としてはブログに取り上げた装置や模写したデッサンがあって、特に楽しかったのですが、本物の作品は来ていなくても十二分に楽しめる、内容も濃い展覧会でオススメします。


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