第七夜　電脳人形＜あいドル＄＞

■2010年制作

物語の主なあらすじ
妖怪の棲む地獄（魔界）と、それを管理してしていた閻魔大王などがいる冥界のモノたち。
そこに御子守（みこがみ）と呼ばれる謎の精霊がやってきて、魔界に穴をつくってしまう。
そしてその穴とはヒトがつくった電脳世界とつながり、
そこからヒトの想いや魂たちが入り込んでくるという設定。
そしてそのことを知った妖怪のひとり「鴉」が御子守を捕らえ、
電脳遊楽「YOU」という場所をつくるのだった。
この物語はその電脳遊楽「YOU」を舞台にさまざまなことが展開されていくのだが…


「DEEP Forest」は地を舞台にした森の精霊たちのお話。「DEEP Sky」は空を舞台にした八百万の神などの神話

。「DEEP Night」は闇＜魔界＞に棲む人の魂と虫＜妖怪＞の物語。
●あいドル＄　http://www.cj3.jp/works/views/48169


★作者からのひとこと・・・
この物語の構成は　一応ひととおりの基本路線といういう大筋（本編）は考えています。
でも、今回の漫画は大筋どおりにはやらないことにしたので、面白そうなモノから描くことにしました。でもそんな中でいろいろなアイデアなどが副産物も生まれています。当初、キャラクター設定として考えたキャラクターのウラ話…鴉（黒依）が何故、電脳遊郭YOUをつくったのか、仲間たちとの出会いなどを先に描くことにしたのが、この誕生編です。そうして描いているうちにだんだん最初に考えていた本編のラストの話も違うアイデアなどがでてきました。
もともとボクはストーリーの流れがグダグダでもラストがピタッと決まればいいというのが好きです。だからラストは大切です。しかしこの物語は最終的には終わりのない話にしたいとも思えるようになりました。いろいろなアイデアが出てくるのですから…。
もともとこの物語は混沌の話。描いていくのも混沌なら、話の流れも混沌、そして終わりもあるのかないのか混沌…そういう物語がひとつはあってもいいのではと思える話になりそうです。

なおこちらの購読料は有料（210円）です。
http://freenote.cc/book/detail/173/DEEP-Night-%E8%AA%95%E7%94%9F%E7%B7%A8%281%29