コミック / DEEP Forest_インヤン<ぱわぁにまるず編>3
■2011年制作
■あらすじ
精霊たちが集まる森「DEEP Forest」。そこにすむ動物の魂をもつ精霊「インヤン」が自分探しのために森をさまよう…その途中 動物魂の仲間「ぱわぁにまるず」が、インヤンにそれぞれのメッセージを教え、インヤンを導く…お話。
★作者からのひとこと・・・
この作品はシリーズモノで、一年に数枚しか描かないことにしている。
それはあまり長期に描いているとダラダラしたものになっていく感じがするからだ。
ボクの場合、長編モノと短編モノとでは制作コンセプトが違ってくる。例えば長編がマラソンなら短編が100メートル競走。短編モノなら短期制作なので、その間手中してできるので、かなりの画質の高いモノができる。しかし、長編モノはその手法をあえてとらないことにしている。それはいまの環境でその方法をとると、集中力が続かなくなり、段々質も落ちてくる。また作者の健康にも影響が出てくる。そこで長編モノはあえて、短編モノより画質はおちるが、長続きする方法をとっていくのだ。(その方法をとって描いているのが「DEEP Sky」である)
このインヤンは長編モノでマラソンのような感じだが、あえて一年に数ヶ月の間だけしか描かないようにしている。それなら、100メートルの瞬発力で画質の高いモノを描いていくことができるからだ。ようは、一年に数枚しか描かないことで、クオリティーをたもとうという作戦なのだ。
またこの作品は動物の精霊の話。その内容を考えたり、アイデアが出てくるのは、そんなに容易くはない。だから集中する必要がある。そしてボクがなにか自分の中で「そういうモノ」を感じるのは その集中しているときなのだ。なにかほかからのメッセージのようなものが自分の中で浮かび上がってくる感じがするときだ。それは一年の間に数回あるので、そのときメモなどにして、インヤン制作シーズンに入ったら描くようにしているのだ。
だから、一年に数枚しか描けないといえるのもそういう理由なのです。
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