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陶芸
ルーシー・リー
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このブログで紹介するイベント

ハンス・コパー展 ― 20世紀陶芸の革新

本展は、ハンス・コパーの生涯と芸術を、 日本で初めて紹介する大規模な回顧展です。

紹介されたイベントに関する他のブログ

コパーの言葉から思いをはせると、、、

岐阜県現代陶芸美術館で以前見た感想です。 初めての作品...

さて、ハンス・コパー展の具体的感想ですが、

本当に、ストイックな感じが出ている作品群でした。

加守田章二の釉薬を掻き落とす作品がふとよぎりました。

コパーも、表面にかなり固執していて、

釉薬を掛けては乾かし、やすりで磨く過程を

何度も繰り返して、仕上げたそうです。

コパー作品は、その形状により、

いろいろと呼び名があるのですが、

私は、その中でも、キクラデス彫刻に感化されたという

”キクラデス・フォーム”の小さな作品が

とても気に入りました。

筋萎縮性側索硬化症で制作出来なくなる

直前まで、制作していたカタチです。

全てロクロで成形していたというのですが、

どうやってやったのだろう、、、と、

幾何が不得意なゆこもりは、苦戦しました(笑)

でも、すべて花器、つまり”器”なんですよね。

器というレギュレーションの中で、

いかに表現するか、、、。

何だか、抹茶碗などと同じ気がしました。

そういう点では、結構日本人好みというか、

共感できる作家だと思います。


”岐阜県現代陶芸美術館 HP”

http://www.cpm-gifu.jp/museum/tenraninfo/03_1index.html