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ルーシー・リー展 ~ウィーン、ロンドン...

没後初の本格的な回顧展となる本展では、 初期ウィーン時代からロンドンでの円熟期に至る 国内...

6月にブログに書いた国立新美術館(六本木)での、

展覧会の感想です。。。

2002年に信楽陶芸の森で、

開催以来の大掛かりな巡回展ではないでしょうか。

当時は、私も陶芸家を目指す友人に強く勧められて、

見に行ったのですが、

そんな私でも、ルーシー・リーの

特殊性というか、独自性にとても魅かれた覚えがあります。

(当時は、反発もした気が(苦笑))

今回の国立新美術館(六本木)も、改めて、ルーシー・リーの

新たな面を見られて、とても良かったです。

私が今回、魅かれたのは、

黄釉点文鉢(catNo.69)などの、点文でした。

小さなものが、数点しかなかったのですが、

何だか、とても気になりました。

勿論、線刻とか、一連の花器も素晴らしかったです。

あと、今回、なるほど~、と思ったのは、

バーナード・リーチから、譲られたという

李朝の”白磁大壷”(catNo.R-3)の展示でした。

リーチ好みなのは、分かりますが、

それが似合うから、是非持っていて欲しいと、

ルーシー・リーに譲り渡した、とのこと。

ルーシー・リーも大事に持っていて、

その後、大英博物館の収蔵品になったという逸品です。

以前から、ルーシー・リーは、

どこか日本人の琴線に触れるなぁ~、

と思っていたのですが、

揺らぎみたいなものは、

李朝的なところと通ずるかもしれません。

展示も、国立新美術館の広さを

有意義に使った、素晴らしい展示でした。

特に、花器をズラッ~~と並べて、

しかも、一点一点もしっかり見せた展示は、

圧巻でした。素晴らしかった!!

大阪では、どういう風になるのでしょう。楽しみ♪

個人蔵も多かったので、

これだけの展覧会はそうそうないですよ~。

無理してでも、行きましょうねっ!!

ちなみに今後、パラミタ(三重)、萩美術館(山口)に巡回予定です。

”ルーシー・リー展 公式HP”

http://www.lucie-rie.jp/

おっ!RsSquareさんもご覧になりましたか~!よかったですよね~。個人蔵の作品が多かったので、今後なかなか見られなさそうですし、皆さんに見てもらいたいですね~。

RsSquare (14年前)

わたしも新国立美術館にてルーシー・リー展を観ました。つるりとした質感と光沢に目を奪われ、完璧ではなく多少いびつな部分に手作りの味わいが見られました。花器やソーサーなど日常使いの作品が多いところに現れる優しさが観ていて心地よく、すばらしい展覧会でした。おすすめですね!