ルーシー・リー展 in 国立新美術館(六本木)
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投稿日 | 2010年12月28日 22:13 |
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ルーシー・リー展 ~ウィーン、ロンドン...
没後初の本格的な回顧展となる本展では、 初期ウィーン時代からロンドンでの円熟期に至る 国内...
6月にブログに書いた国立新美術館(六本木)での、
展覧会の感想です。。。
2002年に信楽陶芸の森で、
開催以来の大掛かりな巡回展ではないでしょうか。
当時は、私も陶芸家を目指す友人に強く勧められて、
見に行ったのですが、
そんな私でも、ルーシー・リーの
特殊性というか、独自性にとても魅かれた覚えがあります。
(当時は、反発もした気が(苦笑))
今回の国立新美術館(六本木)も、改めて、ルーシー・リーの
新たな面を見られて、とても良かったです。
私が今回、魅かれたのは、
黄釉点文鉢(catNo.69)などの、点文でした。
小さなものが、数点しかなかったのですが、
何だか、とても気になりました。
勿論、線刻とか、一連の花器も素晴らしかったです。
あと、今回、なるほど~、と思ったのは、
バーナード・リーチから、譲られたという
李朝の”白磁大壷”(catNo.R-3)の展示でした。
リーチ好みなのは、分かりますが、
それが似合うから、是非持っていて欲しいと、
ルーシー・リーに譲り渡した、とのこと。
ルーシー・リーも大事に持っていて、
その後、大英博物館の収蔵品になったという逸品です。
以前から、ルーシー・リーは、
どこか日本人の琴線に触れるなぁ~、
と思っていたのですが、
揺らぎみたいなものは、
李朝的なところと通ずるかもしれません。
展示も、国立新美術館の広さを
有意義に使った、素晴らしい展示でした。
特に、花器をズラッ~~と並べて、
しかも、一点一点もしっかり見せた展示は、
圧巻でした。素晴らしかった!!
大阪では、どういう風になるのでしょう。楽しみ♪
個人蔵も多かったので、
これだけの展覧会はそうそうないですよ~。
無理してでも、行きましょうねっ!!
ちなみに今後、パラミタ(三重)、萩美術館(山口)に巡回予定です。
”ルーシー・リー展 公式HP”
http://www.lucie-rie.jp/
おっ!RsSquareさんもご覧になりましたか~!よかったですよね~。個人蔵の作品が多かったので、今後なかなか見られなさそうですし、皆さんに見てもらいたいですね~。