映画「ハーブ&ドロシー」世界屈指のアートコレクターの素顔は・・・・。
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投稿日 | 2011年01月01日 18:54 |
2011年の元旦に観てきました。場所は東京・渋谷の小さな映画館のイメージフォーラム。
ドキュメンタリー映画なので「面白い」といった類の作品ではないですが、アートに関わる人の中にこんな人もいるのか?といった発見がありました。
お金持ちではない彼らがアート作品を集める原動力はただ「好きだから」。アートコレクターというよりその行為がアートと思えるくらい。その情熱に敬服です。
全国の映画館で順次公開予定のようです。詳しくは公式HPを参照してください。
<公式HP>
http://www.herbanddorothy.com/jp/index.html
<ストーリー(公式HPより)>
郵便局員のハーブと、図書館司書のドロシー、夫婦共通の楽しみは現代アートのコレクションだ。選ぶ基準はふたつ。
1.自分たちの給料で買える値段であること
2.1LDKのアパートに収まるサイズであること
慎ましい生活の中で約30年の歳月をかけコツコツと買い集めた作品は、いつしか20世紀のアート史残す作家の名作ばかりに!そんなふたりに、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼がやってきて……。
アートコレクターといえば、誰もが大きなプール付きの家に住む、庶民とは関係のないお金持ちを想像するだろう。しかし、国立美術館にコレクションを寄贈したこの稀代のアートコレクターが、小さなアパートに暮らすごく普通の老夫婦だといったら驚くはず。
『ハーブ&ドロシー』は、実在する現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか?― その秘密を明らかにしながら、次第に“ほんとうに豊かな人生”のあり方を浮き彫りにしていく。お金儲けのためではなく、ただひたすら二人三脚で好きなモノを集めてきたふたりの姿は、発見する喜びと夫婦愛に満ちている。アートの知識なんてなくても、彼らの人生に触れれば、ほんの少し世界が変わって見えるはずだ。
日本人の方が撮ったドキュメンタリーというのにも驚きました。
素晴らしかったです。