告知:最新話掲載 脚本 ガイ-街は狂気の夢をみる-(6) <TINAMI>
1993年作品:あいドル$、お願いDJに続く、あいどる・シリーズ第三弾!
現在下記のサイトで脚本 ガイ-街は狂気の夢をみる-(6)(未発表)をただいま掲載中です。またこの作品は「あいドル$」の続編として書かれた作品であり、最近では「DEEP Night」へとつながっている作品です。
第五幕 / シナプス・シティー
前編 http://www.tinami.com/view/423212
中編 http://www.tinami.com/view/423213
後編 http://www.tinami.com/view/423214
★作者からのひとこと・・・
この作品の主なストーリーのあらましをいいますと。
まず東京のある場所にデジタルやインターネットを専門にあつかい、学び、研究していく大学が建てられる。そしてその建物の中に 研究の結果 意志をもった「電子の脳」がうまれる。その「電脳ガイ」は、外の世界(現実)に興味をもち、その外のできごとをどんどんコピーしながら記憶メモリーに入れ、カレの電子の脳のイメージ(夢)の中で架空の街をつくっていく…。そしてその架空の街と現実の街との境がない場所に紛れ込む現実の人たちも現れはじめる…というものだ。それは 大学の建物がうまれた時に 建物のまわりに電磁ができ、それが「電脳ガイ」の夢とリンクして架空の街「水鏡町」に現実の人たちが暮らすようになったのだ。
この作品をつくったとき、僕は六本木で仕事をしていたので、そのときの変わり続ける東京という街のイメージで創作していったのだった。
近年、スカイツリーが誕生して、そこに集まる商業ビジネスやファッション街、新しい商店街と そこに集まる人たちのニュースを見ているとこの物語のことがまた思い浮かべるようになった。そのとき感じていた感覚のようなものが、スカイツリーの周辺では現実になっているのでは…という想いだ。