デジタルコミック / DEEP Night 誕生編(8)
□第十四夜 改造人間
□2012年制作
□物語の主なあらすじ
妖怪の棲む地獄(魔界)と、それを管理してしていた閻魔大王などがいる冥界のモノたち。そこに御子守(みこがみ)と呼ばれる謎の精霊がやってきて、魔界に穴をつくってしまう。そしてその穴とはヒトがつくった電脳世界とつながり、そこからヒトの想いや魂たちが入り込んでくるという設定。そしてそのことを知った妖怪のひとり「鴉」が御子守を捕らえ、電脳遊楽「YOU」という場所をつくるのだった。この物語はその電脳遊楽「YOU」を舞台にさまざまなことが展開されていくのだが…
今回 誕生編最終話
DEEP Forest」は地を舞台にした森の精霊たちのお話。「DEEP Sky」は空を舞台にした八百万の神などの神話。「DEEP Night」は闇<魔界>に棲む人の魂と虫<妖怪>の物語。
●あいドル$ http://www.cj3.jp/works/views/48169
●お願いDJ http://www.cj3.jp/works/views/98724
★作者からのひとこと・・・
いよいよこの章も最終話。
今回の話で一応 この物語に登場する妖<あやかし>(妖怪キャラクター)のウラ設定の物語は終わりです。これより いよいよ本編の物語に…と、その前にいまは番外編を描いています。突然アイデアが出て、それを先に描きたくなったので。(あいドル$とDEEP Nightをつなげる話となっています)
以前にも書きましたが どうして先にウラ設定の話を描いたかというと、まだこのときまで作画の画質をつかんでいなかったからです(どういう表現画で描いていこうかと思い)。本編を描く前にまず、いろいろな作画の描写テストをおこなっていたのです。ここにきてやっとそれをつかむことができ、自分でもいうにはなんですが かなり面白い画ができそうです。
ただ いま考えているのは内容的に R指定的にするか もっとゆるやかにするかです。R指定とは かなりどぎついシーンなどが出てくるということです(今度いろいろな意見を聞いてこよう…)。この世界は もともとSMなどの倒錯の世界もありますので…。
実はその要素を取り入れた理由のひとつに…
これも以前別の項目で書きましたが、ネイティブアメリカンの刺青(彼らはスピリチュアルな儀式に傾倒するあまり、自分の肉体を忘れ、現実世界で廃人化してしまうことがおきないために刺青などして 自分たちの肉体を忘れないようにする)のように、電脳世界で肉体のことを忘れた魂たちに自分たちの肉体の存在を思い出す・つながっていることを知らしめるために その世界観を表現しようとしているのです。
ただ どこまでこれが描けるか… あまり酷すぎると 掲載不能になるし、また R指定をもらうと思った以上にアクセスが制限されてしまうからです(R指定をうけると普通の3分の1以下になるので)。
しかしやはり自分の考える世界観がどこまで通用するかにも興味があり、その境を見計らっているのです。(どこで警告の笛がくるのか)。そんなことを考えながら、これから制作していく予定です。
こちらの購読料は有料(210円)です。
http://freenote.cc/book/detail/224/DEEP-Night-%E8%AA%95%E7%94%9F%E7%B7%A8%288%29