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レンブラント
フェルメール
ベルリン国立美術館展
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ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ...

<国立西洋美術館> 本展は15世紀から18世紀までのヨーロッパ美術を、イタリアと北方の美術を...

国立西洋美術館にて開催しているベルリン国立美術館展に行ってきました。
初来日となるフェルメールの《真珠の首飾りの少女》が目玉の展覧会ですが、同じ上野の東京都美術館の真珠の耳飾りの少女が有名すぎるのか、館内は思ったほど混雑しておらず、自分のペースで鑑賞することができました。

展覧会は絵画・彫刻と素描の2部構成となっており、序盤が絵画・彫刻を中心に展示しています。
個人的にフェルメールとレンブラントが来る印象が強くて、初っ端から彫刻が展示されていたので少々面食らいました^^;
ただ東洋のイメージとは違う西洋の竜の彫刻など面白い作品が多く、次第にその魅力に惹かれてしまいます。絵画好きで彫刻はちょっと・・・言う人にもわかりやすく魅力的な展示だったと思います。

また素描は全29点あり、なかでもボッティチェッリの2作品が大人気!
この展覧会の中で渋滞が起きていたのは、こことフェルメールの前だけでした。
そしてこの素描の中でも注目なのがミケランジェロの《聖家族のための習作》。
注目作品なのですが、なぜか?なぜか! 記憶にありません・・・。
うぅぅ・・・・。結構ショックです。


さてさて気を取り直して、今回も購入してきたポストカードより、展示作品をご紹介します。

1. ヨハネス・フェルメール 《真珠の首飾りの少女》
1662-1665年頃</FONT>
今回の展覧会の目玉作品ですね。
フェルメールはラピスラズリの青が有名ですが、この作品で使われいるような淡い黄色が好きです。
みていて優しい気持ちになる作品でした。

2. セバスティアーノ・リッチ 《バテシバ》
1725年頃</FONT>
あまりの美しさに部下の妻を横取りしちゃったダヴィデ。
その一目ぼれのシーンを描いたのがこの一枚。ていうか入浴シーンだよ^^;
旦那さんは忠実な人だったらしく、最後は戦いの最前線で置き去りにされ亡くなったそうです。

3. ルーカ・ジョルダーノ 《アルキメデス》
1650-53年頃
この人の作品は暗いけど個人的にタイプ!
古代ギリシアの物理学者アルキメデス。
学校でも習うアルキメデスの原理で有名ですね。

4. ルーカ・ジョルダーノ 《エウクレイデス》
1650-53年頃
ついになるもうひとつの作品がこちらのエウクレイデス。
理系だった自分にはユークリッドという読み方の方がしっくり来るかも。
手にしている紙は彼の分野である幾何学の問題が書かれているそうです。

5. ルーカス・クラーナハ(父) 《ルクレティア》
1533年
刃物を持っているのは、ある事件のあとに自害をしたから。
この事件をきっかけにローマは帝政から共和制に変わったとされています。
美しさとその悲しい運命もあってか、人気の一枚でした。

☆Information
・ベルリン国立美術館展 ~学べるヨーロッパ美術の400年~
場所:国立西洋美術館
会期:2012/06/13~2012/09/17
住所:東京都台東区上野公園7-7
定休:月
時間:金以外)09:30~17:30 金)09:30~20:00
交通:電車 JR上野駅
料金:大人)1500円 大学生)1200円 高校生)500円
商品:カタログ、ハガキ、クリアファイル等あり。


※写真は購入したポストカードを撮影、トリミングしたものです。
その他画像についてはブログに掲載しています。
よろしければどうぞ!
http://tripcock.exblog.jp/

2012/04/29 19:27 投稿

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