BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展
―アートではないと言われてしまえばそうかもしれない。
―ただ、気軽にアートに触れてほしい。
―ただ、アートを楽しんでもらえればいい。
ギャラリー2で展示されていた作品はまさに
笑いの絶えないものばかりでした。
2010年、半年に亘ってパリで開催されたこの展示。
｢Beat Takeshi Kitano,Gosse de peintre 絵描き小僧｣展
いま日本で開催されています。
私はこのおじさんの映画が好きで、それは色や音や間だったり、
ただ静止した作品はどんな色を出すのか気になっていたんです。
初めにみたチラシからのイメージはアフリカの看板。
意外と落ち着いた配色の(あくまで色が)絵なのかと思いきや、鮮やか鮮やか！
ご実家がペンキ屋さんでその色彩の鮮やかさは親父の影響だと、ご本人も言われています。
色彩もそうですが個人的に、描写されたものの形、描かれている人物や動物の目が好きでした。
インスタレーションに関しては、動きがあり音が華やかな作品も。
体験型のスペースもあり、こう、砕き方が一枚、二枚、三枚くらい上手だと感じました。
大人が気軽に不気味、笑える、楽しいと思える、すっと感じられる作品。
子供も｢なにこれー｣なんて言いながら面白いと思える作品。
たくさん詰まっていました。
今週末9月2日(日)までの展示です。
BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展
at 東京オペラシティアートギャラリー
http://www.btk2012.jp/
後記：
この展示は先にパリで開催され好評だったということ。
作品に対して少し深読みしてしまう自分もいました。
観覧の最後、楽しんでもらうことと他に、メッセージのような
お題を見つけた気がします。魂爺＆魂胆
是非足を運んでみてください。
本当に楽しかったです。
私の言葉で言うと、ぶっ飛んでた。
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