所蔵作品展 「MOMATコレクション」@東京国立近代美術館(竹橋)
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投稿日 | 2013年03月26日 22:40 |
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所蔵作品展 「MOMATコレクション」...
開館60周年を迎えた2012年、東京国立近代美術館はキュレーターと建築家・西澤徹夫氏との協働に...
さてさて、
東京国立近代美術館工芸館とともに
本館の方へもに行ってきました♪
企画展は、ベーコン展をやっていたのですが、
時間が限られていたので、所蔵展のみ。
それでも、甘かったー!!
すっごい、作品ばかりで、しかも、すっごい多い!!
見ていった順に、気になったものを羅列していきますと…。
①岸田劉生 重文 道路と土手と塀(1915)
これは、確か美の巨人たちで、やっていた気が…。
坂道が壁のように立ちはだかる画面構成。
②原田直次郎 重文 騎龍観音(1890)
これも、何かで見た気がします。
とても大きい画面で大迫力でした♪
③萬鉄五郎 重文 裸体夫人(1912)
これも、とても有名ですよねー。
すっごい独創的な絵なので、忘れません。
ヌードなのに、ここまでそそられないとは!
そして!
④アンリ・ルソー 第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神(1905-06)
これも、よく見ますよねー♪
上で飛んでいるのは、自由の女神だったのねー。
ほんと、ルソーいいわー。なんていうか、思わず微笑んでしまう感じ♪
ゆるいっていうか、ホッとするっていうか。
⑤和田三造 南風(1907)
これも、美の巨人たちでやってましたねー。
とても、ガタイのいい男性が印象的な絵ですね。
⑥関根正二 三星(1919)
これも、印象的な絵なので、どこかで見たことを覚えています。
似ているから、兄妹かなーとか思いました。
若干二十歳で、結核亡くなったんですね…。
⑦古賀春江 海(1929)
春江だけど、男性なんですよね。
この絵もどこかで見たなー。
不思議な構成の絵ですよね。
たしか、絵ハガキかポスターをモチーフにしていた気がします。
⑧仲田定之助 首(1924)
始めて見ましたが、いかにも、キュビズムの白銅製の頭部彫刻。
なんだろう、気になりました♪
⑨ジョルジュ・ブラック 女のトルソ(1910-11)
茶のトーンが何かいい感じでした。
⑩ジョアン・ミロ 絵画詩(おお!あの人やっちゃったのね)(1925)
文字が、絵になるという、素晴らしい作品♪
やっちゃったのは、”おなら”のことらしいです(笑)
⑪伊原宇三郎 香港に於ける酒井司令官、ヤング総督の会見(1943-44)
いわゆる、戦争画です。陰翳の感じが、印象的でした。
⑫川端龍子 洛陽攻略(1944)
これも、戦争画ですね。
大きな仏像の足元で、軍人が手を合わせている象徴的な絵です。
⑬小野竹喬 池(1967)
竹の緑がとても鮮やか♪
⑭杉山寧 穹(きゅう) (1964)
マチエールが凝っていて、カゼインに砂を混ぜているそう。
⑮横山大観 暮色 (1922)
これも、何かで見たなー。
朦朧体の感じが、幽玄で、どこか異次元に連れて行かれそう…。
⑯藤田嗣治 アッツ島玉砕(1943)、血戦ガナルカナル(1944)
藤田の戦争画で、かなり大きな絵です。暗かったです。
見れなかったけど、日曜美術館でもやりましたね。
12000点ある所蔵作品のうちの200点あまりを展示してあって、
それを一時間弱で見ようっていうのが、そもそものまちがいですよね(苦笑)
5/26までです。
皆さんはぜひ、時間に余裕を持って見てくださいねー
東京国立近代美術館 HP
http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20130124.html#advice