130514 山口晃展~付り澱エンナーレ老若男女ご覧あれ~@横浜そごう美術館(横浜)
さてさて、
今回は、横浜まで足を伸ばしましたー!
以前から、大山崎山荘美術館などで、拝見していた山口晃さん♪
今回は、いつもの精密描写の”俯瞰日本画”だけではなくて、
な、な、なんと、いろんなアイディアのものを一気にさらけ出す
ひとりトリエンナーレならぬ、「澱(おり)エンナーレ」が付け足し。
まあ、おもろい…。
絵からだけでも、只者ではない感じは漂ってはいましたがー、
まさか、ここまで、”はっちゃけている”方だとは…。
絵でわかるとおり、細かい方なのでしょうが、
洞察力や発想力とともに、具現化力とでも言いましょうか、
ふつうの作家さんなら、思いついても、展示化しませんっ!
っていうような作品群(とても褒めてます)。
分かりやすいところで言えば、
歩行者専用の道路標識あるじゃないですか。
これを、山口さんは、「プレゼント」とタイトルをうち、
”子供に自転車をプレゼントしているところ”だぞと、
”見立てた”わけです。
で、そんなのをいろいろ展示しちゃったwww。
(「左ななめ下やじるし」の高見沢俊彦と、「P」の夏休み、の意味が分からなかった…)
すげー発想!!
たとえ思いついても、単にその場の思いつきであって、ここまでやらない(大笑)
(くどいようですが、褒めてます)
他にも…、
見ていると、なんだか”ドンドン”うるさい訳ですよー。
”美術館でうるさく作業をするなんて、そごうも社員教育なってないなー”なんて思ってたら、
作品から出ているというか、見ている人が”出す”音でしたwww。
(そごうさん、疑ってすみません…)
この「澱(おり)エンナーレ」は既に、2003年からやっていて、10年目、第4回!!
もっと早く見たかったー。
もちろん、山口さんの本業である日本画も満載♪
ただ…、四角四面のキャンパスに描くだけでなく、
上に付け足してみたり、巻物を縦横に使ったり、突起物を出してみたり…。
とにかく、サービス精神が旺盛なんですねー♪
ご紹介が遅れて、明日までになってしまいましたが、
日頃の見方を、ちょこっと揺さぶってくれる楽しい展覧会なので、
是非、見に行って欲しいです~!
山口晃展 HP
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/13/0420_yamaguchi/