夏目漱石の美術世界展*
- カテゴリ
- イベント訪問レポート
- レビュー
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
投稿者 | |
---|---|
投稿日 | 2013年06月13日 11:58 |
このブログで紹介するイベント
夏目漱石の美術世界展
<東京藝術大学大学美術館> この展覧会では、漱石の文学作品や美術批評に登場する画家、作品を可...
紹介されたイベントに関する他のブログ
130531 夏目漱石の美術世界展@東...
さてさて、 ちょっと報告が遅れましたが、現在開催中の展覧会のご案内です! 上野の東...
2o13.5.19
夏目漱石の美術世界展*
東京藝術大学 大学美術館
http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/
漱石をよく読んだのは中学、高校時代。
なぜか惹かれていて片っ端から読みました。
大人になってからはすっかり漱石文学から
離れていましたが、
あの頃、取り憑かれていた魅力は何だったのか
見つけてみたい気持ちで行った今回の展覧会。
最初の展示室で、吾輩は猫であるの当時の装幀が
とてもかわいくて、この装幀の本が欲しい!と
悶絶。
それから絵画の横に掲示された小説の一節、
ああ確かに読んだことある…と記憶を辿り、
その絵画を改めて観てみるとなんとも感慨深い。
作品をとても的確に、魅力的に表現していると
感じました。
ざっと出展作品を見渡すと、それらを選んだ
漱石のセンスにも驚かされます。
私自身の好みが似ていたからかもしれませんが。
漱石自身の作品もなんというか自由さ満開で
突っ込みどころもあったけど、魅力的でした。
小説に登場するものの存在しない(見つからない)
作品の再現を試みたものもあり、見所満載です。
夕方から観に行ったため閉館間際に最後駆け足。
勿体ないことをしました‥
期間中、展示替えがあるようなので、
また行ってみようと思っています。