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浮世絵 Floating World-...

<三菱一号館美術館> 1会期あたり150点を超える作品を展示、3会期あわせて500点余りを紹...

さてさて、

前回の漱石展でお話した、

ブロガー内覧会に再び当たり、行ってきました~♪

いやー、今回も写真撮影可、

しかも、接写オッケ~♪

なので、以下の写真は、許可を得たものです。

普通は勿論、撮影不可ですから、念のため…。

三菱一号館美術館は、実は初めて行きました!

え~って、感じですが、

ゆこもり、実は印象派は敢えては見ないんですよね…。

(三菱一号館美術館は、印象派が売りなんです)

まずは、美術館の外観♪

明治期に設計された建物を復元した重厚感!

そして、館内もステキ♪

そんな三菱一号館美術館が、今回は浮世絵を展示しています。

なんで、”印象派売り”の三菱一号館美術館が浮世絵かというと、

学芸員の野口さんと、

美術系ブログの巨塔 青い日記帳 中村さんとの対談で触れていたのですが、

「印象派に影響を与えた浮世絵を

三菱一号館美術館らしく展示しよう」という趣旨だそう。

なので、三菱一号館美術館所蔵のロートレックとかボナール、ピサロと、

歌麿、春信とかが一緒に展示されていました~。

展示館内には暖炉があり、

「19世紀欧米人が、浮世絵を飾っていた室内風景を

追体験するかのような展示」というのも”売り”のひとつ。

そして、斎藤コレクションというのは、

元参議院議員 斎藤文夫氏が収集した浮世絵コレクション。

特徴・見どころとしては…

①喜多川歌麿 「青楼十二自 続」(寛政六年頃 1794)の十二揃いや

鈴木春信 「風流やつし七小町」(宝暦後期 1764)の七揃いなど、

他にはない”揃いもの”がとても珍しい(唯一!だ)そうです。

②初代 歌川豊国 「役者地頭六玉川」(文化六年 1809)

これは、日頃、化粧姿の歌舞伎役者が素顔で、

しかも、役者の直筆・手書きの句までという、ファンサービスのもの。

③菱川師宣 「韃靼人休息図」(元禄前期)

新発見の作品だそうです。

④勝川春章 「東扇 初代中村富十郎の娘道成寺」(安永六年 1777)

元々、扇にするための図案で、扇形にかたどっています。

⑤展示ケースも

普段なら陶器などを展示するものを掛け軸の展示にに流用!

⑥ミュージアムショップも

モネの部屋を模して、黄色の壁に商品を展示したり、

江戸時代からの老舗の商品を置いたり、と工夫されてましたー。



今回は、第一期の展示で、7月15日(月)まで。

第二期、7月17日(水)~8月11日(日)、

第三期、8月13日(火)~9月8日(日)。

それぞれ、150点超の計500点余りのボリュームhappy02

浮世絵と浮世絵の影響を受けた洋画とのコラボレーションを

是非楽しんでほしいです!


三菱一号館美術館 ー浮世絵Floating Worldー HP

http://mimt.jp/ukiyoe/

追記 他の画像は、ブログ 「ゆこもりな日々」にて、公開中♪