130625 浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション@三菱一号館美術館(有楽町)
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投稿日 | 2013年06月28日 07:31 |
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浮世絵 Floating World-...
<三菱一号館美術館> 1会期あたり150点を超える作品を展示、3会期あわせて500点余りを紹...
さてさて、
前回の漱石展でお話した、
ブロガー内覧会に再び当たり、行ってきました~♪
いやー、今回も写真撮影可、
しかも、接写オッケ~♪
なので、以下の写真は、許可を得たものです。
普通は勿論、撮影不可ですから、念のため…。
三菱一号館美術館は、実は初めて行きました!
え~って、感じですが、
ゆこもり、実は印象派は敢えては見ないんですよね…。
(三菱一号館美術館は、印象派が売りなんです)
まずは、美術館の外観♪
明治期に設計された建物を復元した重厚感!
そして、館内もステキ♪
そんな三菱一号館美術館が、今回は浮世絵を展示しています。
なんで、”印象派売り”の三菱一号館美術館が浮世絵かというと、
学芸員の野口さんと、
美術系ブログの巨塔 青い日記帳 中村さんとの対談で触れていたのですが、
「印象派に影響を与えた浮世絵を
三菱一号館美術館らしく展示しよう」という趣旨だそう。
なので、三菱一号館美術館所蔵のロートレックとかボナール、ピサロと、
歌麿、春信とかが一緒に展示されていました~。
展示館内には暖炉があり、
「19世紀欧米人が、浮世絵を飾っていた室内風景を
追体験するかのような展示」というのも”売り”のひとつ。
そして、斎藤コレクションというのは、
元参議院議員 斎藤文夫氏が収集した浮世絵コレクション。
特徴・見どころとしては…
①喜多川歌麿 「青楼十二自 続」(寛政六年頃 1794)の十二揃いや
鈴木春信 「風流やつし七小町」(宝暦後期 1764)の七揃いなど、
他にはない”揃いもの”がとても珍しい(唯一!だ)そうです。
②初代 歌川豊国 「役者地頭六玉川」(文化六年 1809)
これは、日頃、化粧姿の歌舞伎役者が素顔で、
しかも、役者の直筆・手書きの句までという、ファンサービスのもの。
③菱川師宣 「韃靼人休息図」(元禄前期)
新発見の作品だそうです。
④勝川春章 「東扇 初代中村富十郎の娘道成寺」(安永六年 1777)
元々、扇にするための図案で、扇形にかたどっています。
⑤展示ケースも
普段なら陶器などを展示するものを掛け軸の展示にに流用!
⑥ミュージアムショップも
モネの部屋を模して、黄色の壁に商品を展示したり、
江戸時代からの老舗の商品を置いたり、と工夫されてましたー。
今回は、第一期の展示で、7月15日(月)まで。
第二期、7月17日(水)~8月11日(日)、
第三期、8月13日(火)~9月8日(日)。
それぞれ、150点超の計500点余りのボリュームhappy02
浮世絵と浮世絵の影響を受けた洋画とのコラボレーションを
是非楽しんでほしいです!
三菱一号館美術館 ー浮世絵Floating Worldー HP
http://mimt.jp/ukiyoe/
追記 他の画像は、ブログ 「ゆこもりな日々」にて、公開中♪