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細見美術館コレクション 琳派・若冲と雅...

京都・岡崎にある細見美術館が所蔵する日本美術コレクションから俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一など琳...

さてさて、

三重・菰野のパラミタミュージアムの展覧会に久々に行ってきました~!!

ここは、現代陶芸がメインの美術館。

パラミタ陶芸大賞展は初めて行けました~♪

詳細は、ブログにて。

で、同時開催の「琳派・若冲と雅の世界展」は、

京都・細見美術館所蔵作品からの展示。

前日にちょうど、鈴木其一(きいつ)の良さを

テレビで観たところだったので、ドンピシャ♪

いやー、よかった~♪♪

リストナンバー順にピックアップすると…

①渡辺始輿 簾に秋草図(江戸中期 catno.8)

珍しい構図。

すだれが左上半分の前面にあり、

そこにある草木が、簾から透けて見えるところステキ…。

②鈴木其一 水辺家鴨図屏風(江戸後期 catno.18)

アヒルの足とかくちばしの歯のリアルさと

琳派らしい構成の組み合わせがニクイ!

③鈴木其一 紫陽花四季草花図(江戸後期 catno.19)

ぼかしとくっきりした線との描き分けがステキ♪

④鈴木其一 朴に尾長鳥図(江戸後期 catno.20)

朴の葉っぱのたらしこみ表現がいい♪

⑤鈴木守一 楓佐倉紅葉図(江戸末期 catno.25)

其一の長男。

表現からは、シンプルで、生真面目さが滲み出ています。

楓の”赤”のさし色が効果的♪

なんとはない作品でしたが、魅かれました。

⑥鈴木守一 桜下花雛図(江戸末期 catno.27)

守一は、表装を描くのが得意だったそうで、

このしだれ桜?の描表装は、メインの絵よりよかった。

⑦神坂雪佳 金魚玉図(明治時代 catno.28)

この人のヨシズの描表装もよかったー♪

⑧伊藤若冲 雪中雄鶏図(江戸中期 catno.32)

若冲30代前半の作品。

既に、ほぼ完成されていた…。

まだ、青物問屋引退前だから、すげーな…。


今回は、琳派の絵だけを紹介しましたが、

土佐光吉の源氏絵や蒔絵、能装束も出品されています。

前期は8/4までですので、是非っ!!

8/6からは、展示替えして後期展示で、9/1(日)まで。



パラミタミュージアム HP

http://www.paramitamuseum.com/plan/exhibition2.html