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ファインバーグ・コレクション展 ―江戸...

<江戸東京博物館> 米国メリーランド州にあるファインバーグ・コレクションは、化学者であり実業...

さてさて、

江戸東京博物館の展覧会に初めて行ってきました~。

すっごい建築物(苦笑)

何かに見えるナ…。

すぐお隣は、両国国技館。

ファインバーグ・コレクションは、

化学者であり実業家でもあったロバート・ファインバーグ氏が一代で蒐集した、

米国メリーランド州にある江戸絵画を中心とする日本美術のコレクション。

バーンズさんも、そんなかんじだった気が…。

鈴木其一(きいつ)の作品で、

「群鶴図屏風」が見られて、よかったー♪

リストナンバー順にピックアップすると…。

①酒井抱一 柿に目白図(江戸時代 catno.7)

柿の朱色がキレイ♪

②鈴木其一 群鶴図屏風(江戸時代 catno.10)

琳派らしい川の構図と鶴の配置、首の向きが秀逸!

③鈴木守一 平経正弾琵琶図屏風(江戸~明治時代 catno.13)

前回のパラミタの展覧会でも紹介した守一♪

これ一点しかなかったが、やっぱりいい!!

お父さんの其一とはまた違って、とにかく端正で、

龍も、平経正も、月も、「置いている」感が、

則をしっかり踏まえている感じ。

で、なんていうのかな…、とにかくキレイなんですよねー。

背景は、黒茶だったんですが、

元々銀箔なので、当時は、キラキラ華やかだったんでしょうね。

その時、見てみたかった…。

④鈴木其一 松島図小襖(江戸時代 catno.15)

波の密度がスゴイ!!!

もしかしたら其一は、細かいものほど、すごかったのかも…

と思える作品でした。

⑤山本梅逸 畳泉密竹図(1845 catno.35)

初めてみた画家。

線が細かい!それと濃淡がいい。

⑥渡辺玄対 武陵桃源図(1792 catno.37)

やっぱり初めてみた画家。

青のみの彩色が、鮮烈!!

⑦谷文晁 秋夜名月図(1817 catno.39)

落款デカッ(笑)!!

作品自体が横170cmあったけど、落款も30cm四方あったんじゃ??

⑧円山応挙 鯉亀図風炉先屏風(江戸中期 catno.47)

今回一番お気に入りの作品♪

さすがは応挙。

キレイ、端正で、ため息…。

⑨森狙仙 滝に松樹遊猿図(江戸時代 catno.50)

猿の表情がとても豊かだった。

⑩柴田是真 二節句図(1889 catno.55)

是真の直筆!

細かく、緻密でしたー!

⑪鈴木松年 月に雲図(明治~大正時代 catno.56)

雲のたらしこみの表現がよかったー♪

⑫竹内栖鳳 死んだ鶴図(明治~昭和時代 catno.57)

とても西洋写実的な画風。

栖鳳は、1900年に渡欧しているので、さもあらん。

⑬曾我蕭白 鉄拐仙人図(江戸時代 catno.62)

鉄拐という、口から魂を抜け出す仙人の絵というのが蕭白らしい(笑)

仙人を描く線が細いけども、しっかりしている。

口から白煙の構図がいい!

⑭曾我蕭白 宇治川合戦図屏風(江戸時代 catno.63)

蕭白らしい顔つき(笑)

⑮曾我蕭白 大黒天の餅つき図(江戸時代 catno.65)

どうやら、宴席で、即興で描いたものらしい。

なので、とてもほがらかで、

「鉄拐仙人図」と対照的なボーっとした良さ♪

⑯勝川春章 文を破る女図(江戸時代 catno.79)

何か不思議な絵。

表装に家紋が二つというのも不思議…。

⑰歌川豊春 春景遊宴図屏風(江戸時代 catno.81)

22人の人物と、右手前の建物の屋根の

遠近法がとても新鮮!!

⑱祇園井特(せいとく) 化粧美人図(江戸時代 catno.93)

初めて見た画家。

個性的な顔というには、あまりにもヘン!!

顔デカっ!!眉太っ!!面白い(爆)


今回は、初めて見た画家も多かったなー。

じつは…、本日までで、終了してしまいました…。

報告遅れてすみません…。



江戸東京博物館 HP

http://www.edo-kiseki.jp/highlight.html