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さてさて、

ひょんなことから知った、私設の美術館

水村喜一郎美術館に行って来ました♪

水村さんは、1946年東京墨田区生まれ。

9歳当時、遊んでいて、

高圧電線に触れてしまい、両腕を失ってしまいました…。

でも、小さい頃から、画家になりたかった水村さん。

口で描きはじめ、とうとう美術館を作るまでに。

水村さん曰く、お父さんがとび職で、

とびというのは、代々継がなければいけなかったそう。

(水村さんは長男)

でも、両腕を失ったことで、画家になれた、とのこと。

小さい頃の絵が飾ってあるコーナーがあったのですが、

両腕を失った後の、中学時代の水彩「ゆり」とか、

油絵の自画像なんか、本当に口で描いたの?以前に、

中学生が描いたの??という素晴らしい出来栄え!!

皇后さまも、水村さんの絵を購入されていて、

先日も、美術館に天皇陛下といらっしゃったんだそうです。

http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY201308250091.html

結構、ヨーロッパなど海外モチーフの作品があるのですが、

個人的には、日本の風景を描いた

「夕映えのポンプ小屋」(2004)とか

「引込線のある風景」が、好きですねー♪

そうそう、一番奥にひっそり飾ってあった「塔」(1981)も、

電柱?みたいな塔だけが描いてある面白い構図で、よかったです!

墨田区の川沿い生まれということもあり、

運河とかをついつい描いてしまうそう。

先日も書きましたが、改めて、

水村さんも、描きたいっっ!!という衝動とか、

描く喜びとか、描かざるを得ないとか、

まさしくそのもの、ある意味それだけに特化した、

その素直なもの・実直なものに、ゆこもりは魅かれたんだろうと思います。

ほんと、最近、いいご縁に恵まれるな…♪

東御市・海野宿のすぐ近くですので、是非見に行って欲しいです。


水村喜一郎美術館 (月曜休み)

〒389-0518

長野県東御市本海野645

(千曲川沿いにポツンとある、白い建物です。

すぐわかると思います。)

0268-71-5242

入場料:大人一人400円

10~17時

(131002 現在の情報です)