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プーシキン美術館展 フランス絵画300年

<横浜美術館> モスクワのプーシキン美術館から、珠玉のフランス絵画が来日します

横浜美術館の会期残りわずかの金曜日にようやく行くことができたプーシキン美術館展。
金曜日は20時までで、夜の部ということもあって空いてるかなって思ったら、予想外の大混雑!
会期終了前だったからかな?それとももともとの人気の高さのせいかな!?

動揺しつつも、自分のペースで多くの作品を鑑賞。
この展覧会は個人的に好みの作品が多く、今期No.1の企画展になりました。

唯一の不満は人気画家の作品が連続で並べられていて、そこのところだけは人の流れがものすごく遅かったこと。
ルノワールとモネは並べちゃいかんよ・・・^^;

ちなみに一番人だかりが出来ていたのは、マルク・シャガールの《ノクターン》でした。
これはちょっと意外だったかも。

★印象に残った作品★
1. フランソワ・ブーシェ 《ユピテルとカリスト》
1774年
油彩/カンヴァス
第1章17・18世紀-古典主義、ロココより。
ブーシェが描いたギリシャ神話の一幕。左側の女性がカリスト。右側の女性がディアナに化けたユピテルです。一見すると女性二人に見えますが、ディアナの後ろに鷲が描かれているため、この女性はユピテルであることを示しているそうです。裏話を知らないと全くわからない絵画ですね(汗


2.クロード・モネ 《陽だまりのライラック》
1872-73年
油彩/カンヴァス
第3章19世紀後半-印象主義、ポスト印象主義の作品です。
最前列に行かれず遠目でしか見れなかったけど、とっても美しい作品でした。
モネの作品の中でもお気に入りの作品になりました。

3.ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ジャンヌ・サマリーの肖像》
1877年
油彩/カンヴァス
今回の展覧会の看板作品です。
モデルのかわいらしい表情と背景のピンク色がすごくあっていて、とっても暖かい感じがする作品でした。
フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》と違う意味でいつまでも眺めていたい作品です。

4.アンリ・マティス 《カラ、アイリス、ミモザ》
1913年
油彩/カンヴァス
第4章20世紀-フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリより。
エルミタージュ美術館展で見た《赤い部屋(赤のハーモニー)》を見て以来、マティスにはまりかけています。
この作品も色彩と表現方法がマティスっぽくて、目が離せなくなりました。


さてさて横浜美術館の会期は終了しましたが、神戸市立博物館では12月8日まで行われています。
関西の人や見逃した方はぜひ足を運んでください~。オススメです!

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