岸田吟香・劉生・麗子 知られざる精神の系譜
チケット当選です。
美術の教科書で見たことのある作品を見る不思議さ興味深さ面白さ。
岸田劉生の麗子像は誰もが見たことあるでしょう。
愛娘をモデルとした「麗子像」。
これ連作だったのね。麗子が4歳から15歳頃までの連作。
劉生はもちろん、劉生の父「吟香(ぎんこう)」、そして娘 麗子とる親子三代の
作品を一気に見られた作品展。
雨の中行ってきました砧公園内にある世田谷美術館。
我が家から遠いのですココ。でも世田谷美術館好きだから機会があると行っちゃう。
開花宣言が出た桜の蕾はあいにく膨らみそうに無い寒い雨。
でも美術館までの100mを行く、静かなこの道がいいのよねー。
こんな日だものお客さんなんて居ないだろうからゆっくり見られるしセタビカフェも
空いていて良いだろうな~と思っていた私が阿呆でした。
OVER60~70代とおぼしき男女で混み混み。
皆さん熱心に見ていらっしゃる。
教科書で、しかも麗子像しか知らなかった岸田劉生の生き方や取り巻く人々をほんの少しでも知ることが出来た良い展示会でした。
ちなみに岸田吟香は、ご本人が目を患った際に処方してもらった、現在で言う目薬を「精錡水」(せいきすい)として販売するなどした実業家。
嬉しいチケットの当選ありがとうございました。