日本人の心に感動!
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投稿日 | 2014年04月15日 20:51 |
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特別展 医は仁術
<国立科学博物館> 解体新書からiPS細胞まで!ニッポンの医の原点は、江戸にあった!
4月9日(水)、医は仁術展を見てきました。解体新書や華岡青洲の手術道具などがあると聞き、日本史的な(?)興味で見に行ったのですが、そのリアルな解剖図や木製の骨格模型など、どちらかというと理科的な世界に圧倒されました。
それでも、お目当ての華岡青洲の手術道具や本人の肖像画なども見ることができて、嬉しく思いました。あの時代に、世界初の全身麻酔による乳がん手術を成功させたというのは、素晴らしい快挙だと思います。私はたまたま有吉佐和子の小説で、そのことを知りましたが、もっと学校教育の中で強調しても良い出来事だと感じました。解体新書や杉田玄白の名前を知らない日本人はいないと思いますが、華岡青洲にももっとスポットが当たってほしいなと感じました。また、江戸時代にすでにメガネや木製の入れ歯などがあったことにも、驚きました。
そして何より、私たちにとってはあたりまえのことですが、「医は仁術」、お金持ちも貧しい人も同じように医療が受けられるようにと配慮してくれた江戸のお医者さんたちに、改めて感謝しました。12日(土)にTV番組で取り上げられたので、行ってみようと思った人がたくさんいると思いますが、ぜひ江戸時代の日本人の素晴らしさを見て来てほしいと思います。