キトラ古墳壁画・特別展に行って参りました。

入場制限してたのでものすごい混みよう。

個人的には入場制限は嫌いです。
美術なんて１００人いれば１００通りの見方があると思います。
お気に入りの一点をずっと見てる方。全体をさーっと見て回るのが好きな人もいるでしょう。
だからゆっくり見れるから、なんて余計な配慮はせず、スタッフさんの誘導とお客のモラルを以てして展覧会はあるべきだと思います。

苦言はともかく。
展覧会内容はとても面白かったです。
宇宙や深海にロマンを感じる（方が多い）ように、僕は古代の壁画に強いロマンを感じます。
太古の方々は一体どんな想いでこれを描いたのであろうか・・。
妄想するともう止まりません。

特に白虎に感動しました。
決して保存状態がいいとは言えないのにこの存在感。
守り神にしてこの畏怖感。
背筋に何か冷たいものが走るのを感じました。

また複製とは言え、天文図・日月像も素晴らしかったです。
僕はあなた方の壁画に。太古の方は空に光る星に惹かれていたんですね。

周知の事実でしたが、展示数はものすごく少ないです。
かつ、ほとんどが複製・模写です。
でもメインの本物感が強かったのでとても満足な展覧会でした。

余談ですが、Tシャツを買いました。
朱雀のオレンジ。かっこいい・・w