初めて行った松濤美術館は、渋谷の喧騒を抜けたおしゃれな住宅街の中にありました。平日の昼間に行ったせいか、女性がほとんどでした。
こじんまりした美術館の、二階と地下一階が展示スペースになっていて、地下は主に日本画の猫とブロンズ像、二階の奥に中国画（？）と近代日本の絵画がありました。日本画では女三宮の見立て画が何枚もあったのが印象的でした。夏目漱石の描いた「あざみと猫」の絵や、岡本一平が描いた「漱石先生と猫」の絵が楽しかったです。絵葉書があったら是非買いたいと思っていたのですが、展示品のうちの重要文化財の絵二種類と特別出品の洋画の絵の絵葉書しかなくて、残念でした。
エントランスやエレベーターの横などに、たくさんの猫の写真が貼ってありましたが、愛猫の写真を持参すると猫割と言って入館料が２割引きになるようでした。ちゃんと、ＨＰをよく読んでから行けばよかったと後悔しました。
１８日（日）までなので、猫好きな方はぜひ愛猫ちゃんの写真持参で、お出かけくださいませ。