甦る鉄剣を見た
文献のない時代の、115文字の銘を刻んだ鉄剣を復元。
七年がかりで。
展示を見るとなぜ七年もかかったか、少し見えてきます。
他の象嵌された剣や大刀、柄やつばなども展示。
衝角(しょうかく)付冑も眉庇(まびさし)付冑もあり。
短甲も挂甲もあり。首まで覆うよろいが印象的。
鏃(やじり)多数。
埴輪も、武具に関するものが並んでいる。
顔に入れ墨をした盾持ち人埴輪。盾の上に戟(げき)を重ねて持つ。
かぼちゃのような被りものの盾持ち人埴輪。
武装した二本足の男子埴輪。袴のふともも部分がまんまる。
弓を担ぐ男子埴輪。弓は琴板のようなものに乗せられている。
その板を持つ左手は体のわりに大きくて、5本の指がしっかり作られている。
大刀形埴輪。
靫(ゆぎ)形埴輪。
ほか、古墳時代よりあとの物ですが、大刀や剣や鍛冶に関するものが展示されています。
特別展 甦(よみがえ)る鉄剣
埼玉県立歴史と民俗の博物館
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/
平成26年10月11日(土)~11月24日(月・振休)
画像は常設展のものです。
このレポートの原型はこちら。
http://hanitona.web.fc2.com/mg2014022yomigaerutekken.htm
常設展のレポートつき。よろしかったらご覧くださいな。