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チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレ...

<国立新美術館> スイスが誇る美の殿堂チューリヒ美術館のコレクション、印象派からシュルレアリ...

思いがけず衝撃をくらわしてくる名作の数々。

モネ《陽のあたる積み藁》1891年
積み藁の影の色、心臓に来る。

ゴッホ《サント=マリーの白い小屋》1888年
エネルギーを発している。

エルンスト・バルラハ《難民》1920年
人物の左右でだいぶ違う。まわりをうろうろ。
抱えているのは何? と考える、というか思いをはせてしまう。背景を知りたくなる。

モーリス・ド・ヴラマンク《シャトゥーの船遊び》1907年
青がいい。強くて爽やか。

マルク・シャガール 《窓から見えるブレア島》1924年
窓の外の景色より、窓枠に吸い込まれる。

アルベルト・ジャコメッティ《矢内原伊作の肖像》1957年
油彩といっても、デッサン段階ですが、この顔、この鼻。
ジャコメッティの追究するヤナイハラのピラミッド、ようやく見ることができた。

ほか、
キュビズムのモチーフ、ギターと果物鉢。
満月と三日月ならぶシュルレアリスム。
などなど。

ホドラーは西洋美術館のフェルディナント・ホドラー展がおすすめ。

混雑状況報告。平日。
空いてはいません。
とはいえ、チケット売り場も、入場も、並ぶ必要はなし。
入口に空間をたっぷりとり、混み合わない配置の工夫がされています。
会場内も、人が溜まって進めないということはなかったです。
部屋の独占は無理。絵の独占は、何とか可能。

このレポートの原型はこちら。
http://hanitona.web.fc2.com/mg2014025zurich.htm
よろしかったらご覧くださいな。

2017/06/27 14:11 投稿

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