ヤナイハラのピラミッド(チューリヒ美術館展レポート)
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投稿日 | 2014年11月27日 02:33 |
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チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレ...
<国立新美術館> スイスが誇る美の殿堂チューリヒ美術館のコレクション、印象派からシュルレアリ...
思いがけず衝撃をくらわしてくる名作の数々。
モネ《陽のあたる積み藁》1891年
積み藁の影の色、心臓に来る。
ゴッホ《サント=マリーの白い小屋》1888年
エネルギーを発している。
エルンスト・バルラハ《難民》1920年
人物の左右でだいぶ違う。まわりをうろうろ。
抱えているのは何? と考える、というか思いをはせてしまう。背景を知りたくなる。
モーリス・ド・ヴラマンク《シャトゥーの船遊び》1907年
青がいい。強くて爽やか。
マルク・シャガール 《窓から見えるブレア島》1924年
窓の外の景色より、窓枠に吸い込まれる。
アルベルト・ジャコメッティ《矢内原伊作の肖像》1957年
油彩といっても、デッサン段階ですが、この顔、この鼻。
ジャコメッティの追究するヤナイハラのピラミッド、ようやく見ることができた。
ほか、
キュビズムのモチーフ、ギターと果物鉢。
満月と三日月ならぶシュルレアリスム。
などなど。
ホドラーは西洋美術館のフェルディナント・ホドラー展がおすすめ。
混雑状況報告。平日。
空いてはいません。
とはいえ、チケット売り場も、入場も、並ぶ必要はなし。
入口に空間をたっぷりとり、混み合わない配置の工夫がされています。
会場内も、人が溜まって進めないということはなかったです。
部屋の独占は無理。絵の独占は、何とか可能。
このレポートの原型はこちら。
http://hanitona.web.fc2.com/mg2014025zurich.htm
よろしかったらご覧くださいな。