壁画の中に入ってしまった
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投稿日 | 2011年01月30日 03:13 |
このブログで紹介するイベント
特別展「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」
この展覧会では、インド・パキスタンをはじめ、アフガニスタン、中国、カンボジアなど平山郁夫氏がこ...
壁画とその大下図とを同時に見られるのは、きっとこの機会のみ。
ぜひ見に行ってください。
ちなみに、壁画は薬師寺蔵、大下図は山梨の平山郁夫シルクロード美術館蔵。
日本画の3Dを見ました。
以下は第2部についてのみの感想です。
薬師寺の壁画。
絵を見る前から部屋の中の空気に圧倒されました。この部屋だけ違う。
「嘉峪関を行く・中国」
人間の小さいこと。
「高昌故城・中国」
飛び出てきそうというよりも、そこにあるみたい。自分の方が取り込まれる。立っている足の下が砂まじりの土です。
土ぼこりを感じるのは光の加減のせいか、岩絵の具の光り方のせいか。
「西方淨土 須弥山」
涼しくなる。風。
まるでヘリに乗っているようです。谷底に落っこちそうだ。長く見ていられない。
大下図。
CGみたい。
こうやって描いているのか。
大下図も迫力。
会場内、というか平成館の中は暑かったです(2011/01/21)。空調のせいか。シルクロードを演出しているわけではないと思うが。
この感想の原型を載せています。
http://hanitona.web.fc2.com/jnhirayamabunka.htm
よろしかったらお読みくださいな。