満ち来る潮の迫力に感動しました
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投稿日 | 2014年12月23日 22:54 |
このブログで紹介するイベント
没後15年記念 東山魁夷と日本の四季
<山種美術館> 「日本の四季」をテーマに、魁夷の画業を師や仲間の作品とともに振り返る
11月末の日曜日に、主人と東山魁夷展に行ってきました。主人は魁夷のファンで、何度か展覧会にも足を運んでいるのですが、私は今回初めてナマで魁夷の絵を観ました。
青い色が印象的な画家と言うイメージでしたが、紅葉を描いた「秋彩」という絵が素敵でした。以前「美の巨人たち」と言う番組で紹介されていた「年暮る」という絵も、雪がしんしんと降る京都の街並みの雰囲気が伝わってきました。
なかでも圧巻だったのは「満ち来る潮」の迫力でした。幅9メートルという大きさにも驚きましたが、その海の色の美しいこと、波頭に使われた金銀の箔の贅沢さ、いくら眺めていても飽きない美しさでした。
宮中で素晴らしい日本画を観た山崎氏が、このような絵を一般の人にも観てほしいと願って魁夷や上村松篁に描いてもらい、山種美術館を開いたというエピソードにも感激しました。
何度でも観たくなる素晴らしい展覧会でした!