未来へつなぐ花鳥画 展に行ってきました (名都美術館 愛知)
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投稿日 | 2011年02月01日 14:44 |
愛知県の名都美術館で開催中の未来へつなぐ花鳥画 展に行ってきました。
この展覧会は平成7年から毎年開催されている「松伯美術館花鳥画公募展」の受賞作品の一部を展示したものです。
松伯美術館は奈良の方にあって、館長を日本画家の上村淳之氏が務める美術館だそうです。
もともとは、上村館長らが、花鳥画家を志す若者が減少していることを危惧してはじめた公募展だそうです。
今年第17回目を迎え、その成果もあって確実に若手作家の間に花鳥画は根ざしつつあるそうです。
出品された受賞作品は全受賞作ではありませんが、展覧会の様子を想像できます。
上村氏の描く上品で静謐な世界観を受け継ぐ若々しさも感じる作品揃いで落ち着ける空間になっていました。
出品者のプロフィールを観ると、60年代半ば生まれから80年代なかば生まれまで、展覧会20年の歴史を感じます。
どの作家さんも若手として日春展や院展で活躍されておられ脂も乗っているように感じました。
自分が特に好きだと感じたのは柳沢優子さんの「闇舞」
奥深くまで広がりる闇夜の空間と湿った空気も感じられるようでしばし絵の前で観いっていました。
今後のご活躍にも注目したいです。