国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

カテゴリ
イベント訪問レポート
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?
505 0 0 0

このブログで紹介するイベント

特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」

<東京国立博物館> 鳥獣戯画の全貌を一挙公開、合わせて高山寺ゆかりの至宝をかつてない規模で展...

紹介されたイベントに関する他のブログ

並んだ甲斐がありました!

6月3日は朝から雨が降っていたので、上野に出かけました。どうしても観たかった鳥獣戯画展が7日ま...

断簡は、一場面でも見栄えする掛け軸になっている。
切り離されたからこそ、作者の腕のよさがわかる。

甲巻。
蛙が主役の感がある。
身体全体に対して顔、特に目と口が大きいので、表情をつけやすいせいか。
兎は、顔は小さいが、耳があるのが選抜された理由か。
耳の先が黒いので目を引く。耳に表情を感じる。

ところどころに描かれている草木や岩などもいい。

相撲で勝った蛙が、猿の坊さんに拝まれている。
最後にフクロウが登場して、夜の帳が下りた。

乙巻。
当時身近な動物。想像上の動物。実在するが、おそらく作者は見たことのない動物。
擬人化はされていない。図鑑的。

丙巻。
人物の前半、動物の後半。
おもしろいのだが、甲巻には及ばず。

丁巻。
人物中心。
筆さばきは、いちばん勢いがあるのに、印象は弱い。
他の巻の動物たちがあまりにも魅力的で、人物はかすむ。


他、神鹿(しんろく) 1対、華厳宗祖師絵伝 元暁絵 巻第二、夢記、弥勒曼荼羅の三角と月などが気になりました。

本レポートの元型はこちら。
http://hanitona.web.fc2.com/mg2015007chojugiga2015.htm
よろしかったらご覧くださいな。

画像は、鳥獣戯画 甲巻(模本)山崎董詮模写。

2017/06/27 14:11 投稿

ジャコメッティ展みてきました

人間の、空間とのかかわり方が表され...
2017/06/27 13:59 投稿

発掘された日本列島2017を見てきました

力士形埴輪の足首ぐるりにトゲトゲ。...
2016/07/04 01:39 投稿

発掘された日本列島2016の目撃談

瞳孔をこじ開けてくる埴輪鳥。足は線...