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イベント訪問レポート
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【特別展】上村松園 生誕140年記念 ...

<山種美術館> 《新蛍》、《砧》、《牡丹雪》など館所蔵の松園作品全18点を一挙公開

宮尾登美子さんの「序の舞」を読んで以来、松園さんのファンでした。展覧会を知ってずっと行きたいと思っていたのですが、最終日にやっと行くことができました。
どの絵も美しかったのですが、最初に展示されていた「蛍」に釘付けになりました。松園さん自身の言葉で「蚊帳に美人と言うといかにも艶めかしい感じだが、それを高尚に描きたくて挑戦した」というような解説がありました。蛍を見つめるおっとりした女性のまなざしも、その藍染めの浴衣の百合の花の模様も、蚊帳をつるそうとしている白い腕も、清楚で気高い美しさがありました。江戸時代の女性の姿のようでしたが、松園さんの時代でも既にノスタルジックな絵ではなかったかと思います。
松園さんは日本の女性の髪形や着物の模様の美しさを残しておきたくて、このような絵を描いたということでした。そのお蔭で、こうして美しい日本髪の女性の姿を眺めることができ、とても幸せな時間でした。
また「砧」という絵も、素晴らしかったです。ここ数年お能を観に行く機会があり、「砧」のストーリーも知っていたので、よけいその凛とした姿と、夫を想うせつない気持ちとが迫ってきました。
今回の展覧会で一番心に残ったのは、「最近の女性は皆流行を追いたがるが、自分に一番似合う色は人それぞれ違うのだから、自分で色々ためして似合う色やデザインを選んでほしい」という松園さんの言葉でした。生誕140年というのに、少しも古くならないその言葉に感動しました。また、ぜひ山種美術館に足を運びたいと思いました。

2018/10/12 14:59 投稿

細やかな手仕事に感動しました

もう終わってしまった展覧会ですが、...
2018/05/03 01:19 投稿

絵の迫力に圧倒されました。

本日、漸く観に行くことができました...
2016/10/13 18:50 投稿

ダリ展

ダリの名前は知っていましたが、かな...