花のモチーフが素敵でした
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投稿日 | 2015年08月25日 11:34 |
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アール・ヌーヴォーのガラス展
<パナソニック 汐留ミュージアム> ヨーロッパ随一のガラスコレクションで知られるゲルダ・ケプ...
絵画展にはよく行きますが、ガラスにはそれほど興味がありませんでした。ただ、ドイツの実業家だったゲルダ・ケプフのコレクションで、日本でこれほどまとめての展示は初めてと言う解説に魅かれて、行ってみました。
エミール・ガレのガラスは日本人にもとても愛されていて、あちこちにちょっとした美術館がありますが、やはりこれだけの器を一度に見ると、なるほど日本人好みだと強く感じました。
あきらかにジャポニズムの影響を受けての作品もありましたが、それ以上に森を愛し自然を愛したガレの感性が、日本人に愛される由縁だと感じました。
今回は花や、キノコ、かたつむりやとんぼなど、自然をモチーフにした作品ばかりで、花もアヤメやオダマキ、ハスなど日本的なものが多く、ゲルダさんも日本びいきだったのかしらと思ったりしました。そういえば、ドイツ人も花を愛する人々ですね。
ガレは植物学者でもあり、庭師でもあり、森をこよなく愛した人だったそうです。ガレの愛した森の恵みを感じてほしいと思いました。