ゆったりと鑑賞させていただきました
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投稿日 | 2015年09月10日 09:32 |
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もうひとつの輝き 最後の印象派 -19...
<東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館> カリエールやル・シダネル、サージェントなど、取...
台風接近中の大雨情報の中、以前から行ってみたいと思っていた東郷青児記念美術館に行ってきました。あいにくのお天気だったせいか、本当にゆっくりと一つ一つの作品を楽しませていただきました。
印象派の方々のお名前は流石に存じ上げていますが、今回の「最後の印象派」の方々は初めてお目にかかる方ばかりでした。
ポスターにも描かれているエミール・クラウスの「リス川の夕陽」はとても美しかったのですが、私が一番心惹かれたのはアンリ・マルタンの「野原を行く少女」でした。ミュージアムショップでも
クリアファイルの図柄に使われていたので、やはり誰もが眼を止める絵なのだろうと思いました。壁面に一枚だけ掛けられたとても大きな絵だったのですが、近くで見ても花の色が鮮やかでしたが、少し離れたところから見るととても奥行きを感じられ、自分も野原にいるかのような気持ちになりました。混雑しているとなかなかそのような見方はできませんが、じっくりと一つの絵と向き合うことができて、とても贅沢な時間でした。
アンリ・ル・シダネルの「日曜日」も写真だとちょっとぼんやりした絵に見えますが、やはり少し離れた場所から見ると朝靄の中の女性たちの何とも言えない静謐な時間を感じました。
常設展示のゴッホの「ひまわり」も素晴らしかったです。
また、観に行きたいなと思いました。