珠玉の小品ぞろいでした♪
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投稿日 | 2015年11月10日 11:27 |
このブログで紹介するイベント
プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱
<三菱一号館美術館> スペイン3大画家エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、フランドルの巨匠...
秋の日差しの中、三菱一号館美術展に行ってきました。
プラド美術館には行ったことがあるのですが、ツァーで有名な作品だけを駆け足で観て来たので、今回じっくり観られるのを楽しみにしていました。
ポスターにもなっているヒエロニムス・ボスのシュールな作品は、わりと小さくてちょっと見ただけでは「不思議な絵だな」と思っただけでした。解説を見て意味深な絵なのだとわかりましたが、残念ながら私の趣味ではありませんでした。
同じくポスターになっていたムリーリョの「ロザリオの聖母」は、気品があって素敵でした。多分同じタイトルの絵はほかにもあると思われますが、ムリーリョのマリアは美しいだけではなく、芯の強さを感じさせるまなざしでこちらを見つめていて、できればず~っと眺めていたい絵でした。
もう一つ私が気に入ったのは、ゴンザレスの「手に取るように」という作品です。プラド美術館の館長さんもされた方だと解説にありましたが、私は初めて拝見しました。モデルが美しいということもあるでしょうが、やはりお部屋に飾っておきたくなるような絵でした。
楽しみにしていたエル・グレコの絵は、やはり小品のみの展示だったのがちょっと残念でした。また、いつかスペインに行きたいなぁと改めて思いました♪