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レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の挑戦

<東京都江戸東京博物館> 見えない世界を探るために、レオナルドが行った人間観察・自然研究が集...

テルマエ・ロマエの著者、ヤマザキマリさんの『偏愛ルネサンス美術論』(集英社)を読んで、ぜひお話を聞いてみたいと思っていました。彼女はもともと画家になりたくて、高校を中退して単身イタリアに留学してアカデミアに通っておられたのに、お子さんが生まれたために生活の手段として漫画家に転身されたのだそうです。そんな彼女の、イタリアで生活して感じた絵画論を語ってくださりとても楽しかったです。
中でも印象的だったのは、ボッティチェリは生粋のフィレンツェっ子だったので都会的な絵を描いたけれど、レオナルドはヴィンチ村で自然の中で孤独に育っていたので、自然描写が本当に素晴らしいというお話でした。
確かに話題の「糸巻の聖母」も、手前の岩の質感と言ったら、地質学者も垂涎しそうなリアルさでした。また、花の絵のデッサンなどもとても細かくて、当時そんなにもリアルな自然を描いた人はレオナルド以外居なかったそうです。
展示されていたのは、レオナルドの影響を受けて同じ構図で描かれた絵が多かったのですが、やはり表情の柔らかさや落ち着いた色遣いなど全然違って、いかにレオナルドが天才かとあらためて感じました。
TVなどでとりあげられたせいか、とても混雑していましたが、夕方5時近くになるとゆっくり見ることができました。描かれている糸巻と同じ糸巻も展示されていて、嬉しかったです。70年ぶりに海外に貸し出されたという貴重な絵、ぜひご覧になることをお勧めします!!

2018/10/12 14:59 投稿

細やかな手仕事に感動しました

もう終わってしまった展覧会ですが、...
2018/05/03 01:19 投稿

絵の迫力に圧倒されました。

本日、漸く観に行くことができました...
2016/10/13 18:50 投稿

ダリ展

ダリの名前は知っていましたが、かな...