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ボッティチェリ展

<東京都美術館> フィレンツェを中心に世界各地から貴重なボッティチェリの作品を20点以上も集...

昨年Bunkamuraでボッティチェリを観るまで、彼が宗教画を描いていることさえ知りませんでした。昨年来日した「ケルビムを伴う聖母子」も素敵でしたが、今回の「書物の聖母」は、更に高貴な美しさが増して、何時間でも眺めていたいくらいでした。
もうひとつの目玉、「美しきシモネッタの肖像」も確かに目を引く美しさでしたが、やはり聖母の高貴な美しさの方が勝っているように感じました。この世的にみると、幼子にイバラや釘のおもちゃは持たせないだろうというツッコミどころもありましたが、500年前の作品とは思えないほどの鮮やかな色彩でした。
ただ、晩年になるとサヴォナローラの禁欲思想に傾倒し、ボッティチェリらしい華やかな色遣いがなくなってしまって、とても残念でした。
それから、これは絵画というのかどうかわかりませんが、立体的な(?)十字架の絵があったのには驚きました。このような絵画は初めて見ましたが、ヨーロッパの教会には普通にあるのでしょうか?!
ボッティチェリの師フィリッポ・リッピや、その息子でボッティチェリの弟子になったフィッリピーノ・リッピの作品も展示されていましたが、やはりボッティチェリの作品はどれも素晴らしかったです。日伊国交樹立150周年記念にふさわしい展覧会でした。

2018/10/12 14:59 投稿

細やかな手仕事に感動しました

もう終わってしまった展覧会ですが、...
2018/05/03 01:19 投稿

絵の迫力に圧倒されました。

本日、漸く観に行くことができました...
2016/10/13 18:50 投稿

ダリ展

ダリの名前は知っていましたが、かな...