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国芳イズム―歌川国芳とその系脈    ...

<練馬区立美術館> 初公開の作品を多数含む幕末・明治期の浮世絵コレクションと悳氏の油彩画を紹介

初投稿ですw
チケットプレゼントに当選し、行ってまいりました『国芳イズム』!!
大好きな国芳の展覧会!しかも今まで気になっていながらなかなか行く機会のなかった練馬区立美術館!
初めて降りる西武線中村橋駅。
まずは美術館前の庭にびっくり!
動物たちのオブジェがあちこちにあってイイ!
そしてお目当ての国芳は、期待通り!!
いや、期待以上!!!
なにしろ空いていて、じっくり見ることができたのが嬉しかったですねw
空いていると言っても、ガラガラではなく、次々とお客さんは入っているのですが、
それがホドホドでちょうど良い感じ。
作品の間近からも見られるし、ちょっと離れたところからも見える。

前半は国芳をたっぷりと見ることができました。
いや~国芳やっぱり最高です!
構図、ち密さ、ユーモア、アイデア。
あの時代にあって、どんどん斬新なことを先頭切って出し続けたパワー。
色々なことを思いついて作品を作り発表するのが楽しくて仕方がなかったんだろうな、と思う。
絵師、作り手でもありアートディレクターでもあり。
『誠忠義士肖像 大星由良之助良雄』の目にキラッと光が入っているところとか、
『誠忠義士伝 間瀬宙太夫正明』の真正面からの構図とか、
『六様性国芳自慢 先負 文覚上人』の滝に打たれている水の表現とか
『讃岐院眷属をして為朝をすくふ図』の巨大な鰐鮫の鱗の表現。
八犬伝の玉が放射状に放つ光の表現。
愛すべき猫たちのキャラクター。
挙げ出したらキリがない・・・

さらに、国芳の門人たちの作品もすばらしい!
やはり大好きな河鍋暁斎の作品もあり、突然暁斎の作品が目の前にあったとき
つい「あ!河鍋暁斎!」と声に出してしまったほどですw
月岡芳年、小林永濯、尾形月耕、山本昇雲...
国芳作品の後にその流れを追うことができるこのコレクションは、本当にすばらしい!

そしてこのコレクションは、悳俊彦(いさお としひこ)さんと言うコレクターのものだという驚き!!
洋画家である悳氏ご自身の作品も展示されていて、しばしその油彩画の前から動けなくなりました。

最初から最後まで、大満足の展覧会でした!!

蛇足ですが、練馬区立美術館に隣接するサンライフ練馬の2階にあるレストラン「月の風」のランチが、すんごく美味しかったw

2018/02/24 18:37 投稿

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