とてもユニークな展示でした♪
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投稿日 | 2016年04月07日 11:23 |
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Modern Beauty フランスの...
<ポーラ美術館> ポーラ美術館が収蔵する19-20世紀の絵画を中心に、同時代のモード雑誌やフ...
ポーラ美術館には素敵な印象派の絵があると聞いていたので、以前から行ってみたいなと思っていました。
今回の展示が「Modern Beauty フランスの絵画と化粧道具、ファッションに見る美の近代」という展示だったせいでしょうか、展示されている絵のモデルが着用しているドレスが飾られていたり、絵の背景に描かれている化粧道具が展示されていたり、とてもユニークな展示でした。
私の大好きなモネの「緑衣の女性(カミーユの肖像)」のドレスは当時流行の最先端の雑誌に載っているドレスだったとか、ルノワールのお父様は仕立て屋で、ルノワールは自分が選んだドレスをモデルに着せていたので、同じドレスを着用した別々の絵があるとか、ポーラならではの視点で絵を楽しませてくれました。
それから、あのフジタもお裁縫が得意で、パーティーに来ていく洋服は自分で縫っていたなどの解説もあり、縫物をするフジタの自画像がとても印象的でした。フジタの「ちいさな職人たち」というシリーズもかわいかったです。ポーラは日本有数のフジタのコレクションを持っているということも初めて知りました。
企画展だけでなく、ガラス工芸、陶磁器なども展示されており、あっという間に時間がたってしまいました。併設のレストランで食事をしてから、「ポーラの森」を散策して一日楽しむことができました。本当はそのあとラリック美術館にも行きたかったのですが、時間がなくて断念しました。行かれる方は、時間に余裕をもってお出かけになることをお勧めいたします。