「平成28年 新指定 国宝・重要文化財」と「総合文化展」(東京国立博物館)
和歌山県大日山35号墳出土の埴輪たち。
「翼を広げた鳥形埴輪」必見です
でかい!
頭だけで直径15㎝位ある。
翼は、確かに広げていて、粘土で作ったことを考えると大きいが
直径40㎝ほどのお腹を持ち上げられそうにない。
くちばしとして描いたのであろうVの線刻が、元気な笑顔に見える。
何の鳥だろう。
「両面に顔を持つ人物埴輪頭部」
どちらの顔のほほにも線刻がある。一面は葉っぱ、もう一面は外向き矢印。
二つの顔の境目には、下げ美豆良。
全身像で見てみたい。出土しないかな。
ほか、水鳥形埴輪、双脚輪状文形冠帽をかぶる人物埴輪頭部、馬形埴輪など。
おそらく、大日山35号墳で出土した埴輪の一部だが、主役級がそろっている。
以上は「平成28年 新指定 国宝・重要文化財」本館 8室(2階)に展示。
撮影不可。
画像は、「総合文化展」本館 1室(2階)の群馬県高崎市箕郷町 上芝古墳出土の挂甲の武人です。
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http://hanitona.web.fc2.com/mg2016007h28.htm
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