クリスチャン・ボルタンスキー展
東京都庭園美術館=旧朝香宮邸。
なんて美しい建物。
が、なんと土日祝日は館内の撮影禁止‼︎
えーっ残念……。
確かに人多いから混雑したりで撮影は迷惑だよね、とは分かるものの美しい館内撮れないことに残念で残念で。
アール・デコ様式の建物をたっぷり撮影したかった。
ま、気を取り直してメインの「クリスチャン・ボルタンスキー」展をみましょう。
チケットを頂いたのです。
今回は庭園美術館本館と、2011年から2014年の間の改修時期に新たに建てられた新館(改修の様子→☆)にて開催中のクリスチャン・ボルタンスキー展を見るのが目的。
本館の、目から♡が飛び出そうなアール・デコ調とは異なるモダンな作りの新館には展示室の他、ショップやカフェが。
広々とした空間やたっぷりな採光の使い方が贅沢。
フランスの現代美術家クリスチャン・ボルタンスキーの作品は五感で感じるような作品が多く、良くも悪くもものすごくびしびしと訴えかけてくる。
私、ゾワゾワしてダメでした。
とくに「心臓音」と言う、本館の1部屋に真紅の電球が明滅して大音量で心臓音が鳴り響く作品。
部屋に入ったとたん出たくてたまらなくて息するのも苦しかった。
でもたぶんこれ作品を存分に、正しく感じていたのだと思う。それこそ五感で。
かなり濃い作品展。
ふぅ貴重な体験だったなぁ。
どっと疲れた。
でも絶対に自分では選ばない美術展なのでそういう意味ではありがたい機会。
東京にいる醍醐味はこのように気軽に貴重な美術展に赴くことが出来ることだから。
チケットプレゼントありがとうございました。