京都国立博物館春の目玉展、池大雅展に行って来ました。学生時代はなんとなく地味だな、面白みがよくわからないなと思っていた文人画、ここ最近じっくり眺めていられるとじわじわと自分の中で大ブーム。険しい山道を旅していて見上げると風光明媚な山々、きっと私がこの風景の中にいてもこの画の中の人物と同じように一息ついて見上げているだろうなぁと親近感を覚えるわけですよ。大学の日本美術の授業で先生も画の中に自分を投影して楽しめるのが文人画の楽しみ方みたいなこといってたよね。この歳になってようやく楽しみ方を実感できるようになりました。
展覧会の構成も大雅に詳しくない人にも大雅の人となり、生き方が伝わる良い展覧会だったと思います。
しかしだ、この規模で大雅作品が集まってこんなにいい展覧会、しかも日曜美術館で特集組まれた直後なのにまさかのめっちゃ空いてた！
何故だー！池大雅地味なのかー？ちなみに個人的には後期期間にもう一度見に行きたいなぁと思ってます。
あとね、5/8 19時から橋本麻里さんと京博の福士さんでニコ生特番やるから見てね！
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