もっと観たくなります
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投稿日 | 2019年10月29日 18:00 |
このブログで紹介するイベント
ラウル・デュフィ展― 絵画とテキスタイ...
*チケットプレゼント* 本展では、モダンで優美な絵画と、 モードの帝王ポール・ポワレが重用し...
今回の企画はデュフィが取り組んだテキスタイルデザインをフィーチャーした展覧会だったので、バランスとして絵画は数少ない内容でした。
確かにドレスに用いられる生地の柄としてはステキなものが多かったですが、やはり表現の幅はキャンバスとは大違いですし、「工業的」というアートとは異なる視点での表現になるので、アート鑑賞の頭で訪れた私には響きませんでしたね。
でも、数少ないながらも展示されている絵画作品は、「野獣派」なんていう不似合いなカテゴライズの片鱗を見せるリズミカルで大胆な筆に、「色彩の魔術師」に相応しい明るい色づかいがとても魅力的でした。
特にオーケストラを描いた作品からは楽曲のリズムが伝わってくるようでした。そんなリズミカルな筆でしたね。
こうなるともっと絵画作品を観たくなります。
そんな展覧会でした。