吉田孝行作品『アルテの夏』がイタリアのラチェノドーロ国際映画祭に選出され現地で上映されます!
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投稿日 | 2019年11月27日 14:31 |
拙作『アルテの夏』が、12/1(日)〜12/8(日)にイタリア南部カンパニア州アヴェリーノで開催されるラチェノドーロ国際映画祭に選出され、現地で上映されます。拙作は、ドキュメンタリー部門での上映となります。どうぞ宜しくお願い致します。
http://www.lacenodoro.it/
http://www.lacenodoro.it/events/the-summer-of-arte/
https://www.facebook.com/lacenodorofilmfestival/
ラチェノドーロ国際映画祭は、1959年にイタリアの映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニが創設した映画祭で、1980年のイルピニア大地震で中断したことがあるものの、パゾリーニの意志を引き継ぎ、今年で50年、44回目を迎える歴史のある映画祭です。当初は、アヴェリーノ近郊のリゾート地ラチェノで開催されており、ラチェノドーロとは、金獅子や金熊などと同様に「金のラチェノ」を意味する言葉です。今年の同映画祭では、イタリアのフランコ・マレスコ監督とポルトガルのペドロ・コスタ監督に生涯功労賞が授与され、両監督のレトロスペクティブも開催されます。
吉田孝行作品『アルテの夏』
(撮影・編集:吉田孝行/2019年/16分/HD/16:9/カラー)
かつて炭鉱で栄えた町の山の中にある閉校となった小学校の木造校舎。その一部は現在も地元の幼稚園として利用されている。この町で生まれ育った彫刻家を中心に閉校となった学校施設を芸術広場として再生する取り組みが行なわれている。広場にある水路や池で水遊びをして過ごす子ども達のある夏の一日。
【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。映画美学校で映画制作を学ぶ。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)、『躍動する東南アジア映画』(論創社)など。映画とアートを横断する映像作品を制作、これまで30か国以上で作品を発表している。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、ジョグジャ・ネットパック・アジア映画祭、サラミンダナオ・アジア映画祭、デトモルト国際短編映画祭、マドリード、モスクワ、コペンハーゲン、ハンブルグの展覧会など、20か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。世田谷区子ども基金助成事業「こどもドキュメンタリー教室」主宰。近作『タッチストーン』(2017)が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭、パルヌ国際映画祭、イスタンブール国際実験映画祭、ソウルやローマの展覧会など、10か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。新作『モエレの春』(2019)が、インドのコルカタ国際映画祭、新作『アルテの夏』(2019)が、イタリアのラチェノドーロ国際映画祭などに選出されている。
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