可能性という言葉の持っている不安と希望 ざわめいている
歌人 笹本碧さんを知ったのは、最近のこと。
若くして亡くなった彼女だが、病床の中でも短歌を詠み
最期のその時まで、その情熱を注いでいた。
今回選んだ彼女の歌は、患者目線の心境をよく捉えている。
医師は、○○の可能性が…と説明することがある。
その可能性、患者にとっては不安であったり、希望になったり
非常に複雑なものであることが多い。
今週末、私も検査結果を教えてもらう。
緊急に行なった検査なだけに、ちょっと構え気味。
だからといって、作品制作をやめるという選択肢は私にはない。