勉強の仕方
古典を研究していく時に困ること。
それは筆路不明のパターンと
常用漢字じゃないうえ解釈しにくいパターンの時です。
さぁ困った…!!
じゃあどうするのかといえば
シンプルに辞書を引くに限ります。
今回は伊都内親王願文。
掲載されている最初の文字は常用漢字じゃないので普段は目にしません。
斬という字の下に足という字が付いてます。
ちなみに【ザン】と読みます。
【ザン】と読めないときは
漢和辞典を引くことから始まります。
筆順から字を探し読み方を学びます。
読み方がわかると専門辞書を引くだけ。
私はニ玄社の新書源を愛用しています。
ザン…ザン…18画だよなぁ。
あ、あった!!
むむ…!!古典の字を解釈するには参考になる部分が出てきます。
斬の、斤の部分が辞書に載っているのと違うことに気づきます。
そういう場合は斬を単独で調べます。
すると古典に似た形が見つかりました。
このような形で地道な作業の積み重ねが古典を勉強する、そのやり方です。
地味子さんになれない人は不向きです。
また学生時代に読めないときは音読みにすればいいと学びましたが
これは、あながち結構ガチで使えます。