夢紀行
以前に購入していた筆をおろしてみました。
新しく使用する筆は、ふんわりしていて、方筆にしようと思ってもなかなか難しく感じます。
気分を変えて書いてみたのが木簡(武威漢簡)ですが
これもまた木簡にしては硬さがでてしまって、ちょっとイマイチでした。
何回か使うと、しっとり馴染む、とでも言いますか…。
いずれにせよ少し書き込まないといけないなぁと思っています。
真白い姿を黒に染める瞬間は、何ともいえない気持ちになります。
しかし、どのような動きが出来るだろう?どんな線が書けるだろう?
そう考えるとワクワクして楽しみになります。
まるで夢を抱いた少年が目をキラキラさせて自然を駆け巡る、そんな風に。
紙上は未来。
どのような線が書けるのか書いてみるまで分かりません。
筆はその可能性を見つけるためのパートナー。
うまく思い描くような線が書けないこともあります。
人生と同じで試練や挫折が度々訪れます。
試行錯誤しながら描きたい線を追究する。それが夢への第一歩に繋がります。
そんな夢紀行へあなたも是非御一緒しませんか?
追い続ける夢の先に素敵な未来がありますように。