12時間を切る
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投稿日 | 2024年03月24日 09:30 |
昨日の朝9時に出発して
伊賀上野に向かった
一人の客人を乗せて
インターに繋がる信号機で
後ろについた車が気になった
おそらく近所の人だ
たぶん静岡へ行くんだろう
料金所であっという間に
先を急いで行った
お土産は出来なりの場所で買うつもりだから
進めるだけ走ろう
ナビは4時間で着きますと表示
客人は静かに乗っている
清水でトイレ休憩
雨はひどくは無いが不快
お土産にわらび餅を買ったが
店員さんがカタコトの外国人で
一個300円と少し不信感で走り出す
今朝は寒かったので車内の温度設定は25℃
とても寝心地のいい環境で
客人は気持ち良さそうだが
こっちはもう危険を感じる眠気と戦う
掛川でトイレ休憩
顔を洗い
客人のお仏壇へ少し手を合わせる為の
お土産と本当に目的の伊賀上野への
お土産を買う
温かいブラックコーヒーを飲み干した
客人はお土産を買ってきた
うなぎパイだった
なんと無くがっかりした
もっと目移りしそうなお土産があるだろう
客人は80歳手前の女性
少し同じ事を聞く事が多くなってきているらしい
腰が悪いのでその痛みをさせる体勢で歩き
もう思うように歩けているとは言えないが
本人はまだ自信を持っている感じ
簡単にまとめるとまだまだ頑固な客人
掛川で眠気を飛ばして
車内温度を24.5℃にして
先を急いだ
客人はもう眠気にやられ
いい気持ちで眠っている
掛川で買った眠気覚ましのタブレットが
安心を少しくれた
愛知県に入った頃
客人が話を始めた
2話あったが1話は続かず
もう1話は一方的に話が進んだ
内容は昔の考え方でのイザコザ
お墓に入れないとか
お金は死んだら全部、国に取られたとか
客人が全部、最後の世話を片付けたとか
もうこんな昔話は生では聞けないだろうと
聞いていたら
客人がお昼はどこで食べようかと
話を変えてきた
刈谷がいいというので
刈谷で昼食にした
客人はカツカレー
自分は味噌カツ定食1100円
これから渋滞があるかもと言う事で
トイレを済まし
行こうとした時
客人がカレーの後の口が気持ちが悪いから
何かさっぱりした物を食べたいと言い出した
少しわがままを言い出した
こっちは最終目的の伊賀上野へ
早く着きたい
今日は土曜日だし車も多い
一緒にプリンを食べようと誘われたが
そんな時間の余裕は無く
冷たく断った
こういう状況は避けたかったが
仕方が無い
この年代の人は甘く返すと
その甘さにどんどんわがままになるから
客人はワッフルを2個買いそうになったが
瞬時に自分はいらないですと断ったら
1個にしていた
お腹が膨れると眠くなる事を理解していないからようだ
たぶんそんな事は一切考えて無くて
客人は自分の欲を満たしたいだけの
事に気をつかって巻き込んできたと思った
予想通りに刈谷を出発したら
いきなり渋滞になった
三車線が一車線になる渋滞1.6km
原因は道路中央に出来た穴だった
高速道路では危険な穴に感じた
その後は順調に進み
客人を関まで届けて
仏さんになむなむとしてトイレを借り
客人がお礼のお金を用意している間に
逃げるようにその場を去った
4時間ぐらい着く予定が
5時間30分もかかった
客人の世話とお昼の時間が
予定を超えた
身軽になったそのスピードで
伊賀上野の実家へ
年末に自動車に引かれた母の近況を確認
補聴器を付けないので話がかみ合わず
5分ぐらいどんな状況で住んで居るのかを
カメラに収めて戻る事にした
それにしても伊賀上野はつまらない
覇気を感じないこの雰囲気が嫌いだ
この日は曇天で特に暗い感じがした
もうここには来たくない感情が大きくなった
その気持ちは
そのご東名阪から伊勢湾岸道
新東名を懐かしい音楽を大音量で
80kmのスピードで走って
返って来た
ナビが目的地到着のアナウンス
4時間34分
自宅着は20時31分
まだいつも好きで見てる番組が見れた
この時のビールが
本当にうまい