研究発表から得られたモノ
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投稿日 | 2011年03月09日 15:52 |
このブログで紹介するイベント
服飾文化共同研究の研究成果発表会
過去から現在における服飾に関する研究発表です。 さまざまな服飾に関するテーマの研究グループが...
江戸時代中期から後期の小袖に関する復元模作を通じた研究 を発表してきました。
研究の内容は、小袖という文化的な財産を、その存在価値だけではなく、伝統的技術や道具なども含め研究し、また、国内外へ文化的価値を発信するという内容でした。
江戸時代のファッションという中で、そのファッションは階級により、自由ではなく、主なデザインに分けられます。
武士の階級は、御所解模様(着物の柄が白く、刺繍で加飾)、町人階級は、現代の友禅染めに近く、色を模様に挿してデザインをしているといった具合です。
染織とい文化的な背景を理解し、また、現代のアートおよびファッションを創造するためのイメージの源泉として、研究発表で発表された多くの研究は、非常に価値ある研究成果であり、研究報告を聞ける貴重な時間でした。
また、分野を超えた交流が行えたことも魅力的です。
今後、ここで得られた成果を自分の個性として成長させ、作品制作していきたいと思います。