紅白歌合戦、ハビンズビー。
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投稿日 | 2011年03月23日 16:31 |
このブログで紹介するイベント
大和紅白歌合戦 二の巻
大和ハギンズビ—にて行う長谷川光志企画第2弾! 今回も注目のミュージシャンが目白押しです。 ...
もうなのか、まだなのか。あの地震発生から一週間が過ぎた。
未だに関東地方でも余震がある。なんだかんだ言っても、まだ揺れるとドキンとする。
震災のことについてここで触れるには、もう少し時間が必要な気がします。
地震発生二日後のハギンズビー、紅白歌合戦。
出演者も、お客さんも複雑なコンディションの中で行った。
5組のアーティストが、それぞれのやり方で、各々の「なにか」を伝えた。
僕は、この日出演してくれたアーティストと、来てくれたお客さんに本当に感謝したい。戦後最大の悲劇が起こった、その二日後に集まったのだ。みんな怖かった。恐怖から少しでも離れるために来た人もいるだろう。恐怖と戦うために出演した人もいるだろう。
そしてきっと、あのとき自分のステージで僕は必死に叫んではいたものの、抜け殻のようになっていたかもしれない。
会場入りして、リハーサルして、本番が始まってそれぞれのステージを見ながら、
僕はずっと泣いていました。
それは、言葉では説明できない不思議な感覚でした。
言葉で型にはめたくないような気がするけれど、きっと僕はそのとき、「民族愛」のようなものを感じていたのだろうと思う。
いまここで歌っている瞬間にも、遠くで最愛の誰かをなくした人がいて。
遠くで最愛の誰かをなくした人がいるのを知りながら、
目の前の誰かを勇気づけるために歌う人がいる。
1. Believe
2. 弾き語りガール
3. Dreamer
4. チェイン
5. daybreak
6. Dara