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雑誌「アイデア」の最新号No.346が4月9日に発売となりました。
今号の特集は羽良多平吉。エディトリアルデザイナーとして書籍や雑誌を中心に40年以上にわたって活躍してきた羽良多平吉の活動をジャンルごとに紹介していきます。



IDEA No.346 : 羽良多平吉 イエス・アイ・スィー
2011年4月9日発売 特別定価3,300円(税込)

特集:羽良多平吉 イエス・アイ・スィー
【特別寄稿】松岡正剛,高山宏,井上陽水,石川セリ,細野晴臣,鋤田正義,宇野亞喜良,吉増剛造,いしかわじゅん,久米泰弘,片岡朗,中島英樹,松田行正,鈴木成一,立花文穂,伊勢克也,有山達也,祖父江慎,戸田ツトム,府川充男ほか

「ウレシイ編輯,タノシイ設計。」をキーワードに,書籍や雑誌を中心に活動するエディトリアルデザイナー,羽良多平吉。その魔術的ともいえるイメー ジ編集やタイポグラフィ感覚,補色を活かした彩色術による唯一無二のデザインを展開し,多くのファンを魅了してきた。本特集では羽良多の40年以上にわたる活動をジャンルごとに紹介。本人および関係者のコメントなども提示することで,その活動の全体像や時代背景,羽良多自身の人物像を浮かび上がらせる。

羽良多は書物のデザインを「装幀」や「ブックデザイン」ではなく,「いれもの」であると同時に「すがた」も意味する「容」を用いて「書容設計」と呼ぶ。そ して素材やツールの存在論をとらえる「点國」「フォンタジー」といった造語を照準器として用いることで,書物のかたちと理(ことわり)をよりそわせる。

70代後半から『HEAVEN』『遊』や初期YMOのヴィジュアルなどで展開したニューウェーブ感覚あふれるグラフィック。80年代以降の書容設計 における多彩な組版。90年代中頃以降の実験的なデジタルグラフィック。そして近年におけるモダニズムや「白」「マージナル・ゾーン」の再検討。

本特集では羽良多のこのような40年以上にわたる活動の全体像を紹介する。と同時に,本人および関係者のコメントを通じて,羽良多がヴィジュアルに媒介してきた70年代以降の諸文化コンテクストを浮かび上がらせる。

羽良多平吉という存在の「いとなみ」と「たしなみ」に迫る総特集!!

スタディ・イン・ホワイト 2011
構成・デザイン:羽良多平吉

I 書容設計
1.稲垣足穂の書物/2.点國フォンタジィ/3.ウレシイ編輯,タノシイ設計/4.マンガ・マニエラ
II グラフィック・ニューウェイブ
1.演劇のイマージュ/2.音と像
III 虹色科學の時代
IV hQノート
1.hQ序説/2.hQ氏のこと/3.hQアーカイブ/4.インタビュー



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2012/01/27 19:46 投稿

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