ARMORY SHOW 2011の(写真は添付)レポートです
(Armory Arts Week in New York)
日本を代表する現代美術家　草間弥生さんの最新作が、
この３月
ＮＥＷ　ＹＯＲＫで開催された、
アーモリーショウの会場に発表されました。
その写真をアップしました。

http://www.nytimes.com/2011/03/04/arts/design/04armory.html?_r=1

やはり、世界一流の展示会場は、作品と作品の、展示・配置・色彩的な相乗効果等会場全体のコーディネートにハイセンスを感じまっす。


http://nyartjournal.blogspot.com/2011/04/armory-art-show.html


草間弥生さんと言えば
【点々・ドット・ドット】の
かぼちゃ作品が、インターナショナルです。

私の友人は昔、
銀座の画廊で草間弥生展会場を訪れ、
草間さんご本人から、
個展会場でコーヒーを入れてもらったという
お話ききました。

彼女は「どうぞ」と言った切り
黙ったきり・・・何もお話しにならず
・・・・・・・・・・・・・・
ジ～っと
瞬きもせず
凝視してる

だけ。

友人と草間先生は、
テーブルを間にはさみ
コーヒーも飲めずに
向かい合ったまま
見つめ合い
ずっ～と・・・・・
沈黙。

まるで
心の中を見透かされて
霊視されてるようだった。
と、
友人。
そのうち、油汗が出てきて
結局、コーヒーを飲いただかずに
帰ってきた。
友人のレポート。

やはり
草間弥生さんクラスの人には
普通の人が踊らされてる
現実と言う幻影の
向こう側の
光の真実を
見抜ける心を持ってらっしゃる
のかもしれませんね。

私が若い頃
絵を教えていた生徒さん
おばさまですが
派遣会社経営をしてる社長様で
草間弥生さんの
「かぼちゃの油彩」(ミストグリーン＆グレーの色調)
Ｆ６号をコレクションしてました。

なんでも？
草間弥生さんが、まだメジャーで無いころ
＊売れてないころ
世界から認められてないころに、
格安で購入した作品だそうで、
私もその作品を眼近に見、
画面の本物のドットを触ってみましたが、
とても丁寧に時間をかけて描かれてました。

色彩は、今のように派手ではなく
落ち着いた色調のオリジナル肉筆の油彩画です。

やっぱり、
若いころは
地道に創作に携わって
時間をかけて力作秀作
良い作品を創っておくことが
第一なのかもしれません。

あるタイミングで
その作品群のなかから
一点でも高い評価が得られたら

今日までの
他のすべての作品も
「すばらしい！」ってことになっちゃう。
画商さんは、良く「画歴が、画歴が・・・」って言うけど？
最初は、誰でも画歴なんてないわけで、
良い作品を創って、
発表して、
その作品が
一流の審美眼に叶ったなら、
そこから、そのアーティストのストーリーが生まれ、
輝かしい画歴に変貌するものです。

最初から「画歴」だけでは、人々の魂は揺さぶれません！
画歴が綴られる前の、
若かりし頃の努力が実を結ぶ、
人々の魂を揺さぶるような作品がなくては。


＊【おまけ】草間弥生さんと同じ畑、ニューヨークＲＥＤ　ＤＯＴからデビューして、流行の最先端日本のオタク文化・アニメキャラ・フィギアを世界一流にまで高め、まさに世界のＡＲＴ頂点に君臨したカイカイキキ代表のアーティスト村上隆氏の作品写真もアップしました。

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