新實広記 ・ 畑中 篤展in新世紀工芸館(愛知・瀬戸)
以前、
ゆこもりでも2009年に個展をして頂いた、
畑中篤さんの展覧会が、
6/26まで、絶賛開催中です。
今回は、
ガラス作家の新實広記さんとの二人展で、
新世紀工芸館の広い会場内に
大小さまざまな作品があり、
とても良い雰囲気でした。
畑中さんの作品は、
”削るシリーズ”の深化とともに、
新たな大きなシリーズの予感がしました♪
ちょうど、ギャラリートークがあり、
その後、いろいろとお話出来ました。
お二人とも、造形に関して、
とてもいろいろと考えていらっしゃって、
異素材の作家ですが、
どこか考え方が、似ている感じを受けました。
そうそう、ギャラリートークの最後に
寸評をしたご老人がいて、
その方の意見が絶妙で、
お二人がどのように聞いたかは、
分かりませんが、
卒琢同機であれば、素晴らしいと思いました。
ご老人曰く、
”お話を聞かせてもらってよかったが、
もっとカタチに関して、はっきりとした意図を
言葉で表現して欲しかった(意訳)”、と。
これは、私の勝手な解釈なのですが、
そのものを作る意味・意義を
言葉にすることで、
明確に意識・認識して、
制作に取り組んで欲しい、
ということなのかと思いました。
勿論、お二人が、
そうすることによって、
さらに、成長すると期待して。
齢を重ねた方ならではの感想だったと思います。
新世紀工芸館 HP
http://www.seto-cul.jp/information/c0002/